SXGA 【Super eXtended Graphics Array】 1280×1024

概要

SXGA(Super eXtended Graphics Array)とは、画面や画像、動画などの表示・構成画素数の通称の一つで、1280×1024ピクセルのこと。画素数は131万720ピクセルアスペクト比(縦横比)は5:4。

XGA1024×768)を拡大したものであるためこのように呼ばれる。17インチのパソコン向けディスプレイ装置が普及した際にその画面サイズとして広まったもので、他の主要な画面サイズに比べ変則的に縦が長い。その後、HDサイズなど横長な動画サイズが普及したこともあり、SXGA以降この比率のサイズはほとんど使われていない。

SXGA+ (SXGA Plus/SXGAプラス)

SXGAから派生した画素数の通称の一つで、1400×1050ピクセルのことをSXGA+という。アスペクト比縦横比)は4:3、画素数は147万ピクセル

XGA1024×768)を拡大したSXGA(1280×1024)をさらに広げたものであるため、このように呼ばれる。SXGAで5:4になったアスペクト比が、再びXGAと同じ4:3になっている。横幅をさらに20%広げてワイド化したものはWSXGA+(Wide SXGA+:1680×1050)という。

WSXGA (Wide SXGA/ワイドSXGA)

SXGAから派生した画素数の通称の一つで、1600×1024ピクセルのことをWSXGAという。アスペクト比は16:10(8:5)。SXGA(1280×1024)の横幅を広げワイド化したもので、パソコンディスプレイ画面のサイズとして用いられることが多い。

近い大きさの1600×900のことをWSXGAと呼ぶこともあるが、これは一般には「HD+」または「WXGA++」と呼ばれるサイズである。また、1680×1050のことをWSXGAと表記することもあり、これは本来「WSXGA+」のサイズである。このように異なるサイズがいずれもWSXGAと呼ばれることがあるため、商品選択などの際は正確なピクセル数を確認する必要がある。

WSXGA+ (Wide SXGA Plus/ワイドSXGA+)

SXGAから派生した画素数の通称の一つで、1680×1050ピクセルのことをWSXGA+という。アスペクト比縦横比)は16:10(8:5)、画素数は176万4000ピクセル

SXGA+(1400×1050)の横幅を20%広げてワイド化したものであるため、このように呼ばれる。液晶ディスプレイノートパソコンの液晶画面などで採用例がある。ちなみに、SXGA+はSXGA(1280×1024)を縦横に若干広げたもので、SXGAはXGA1024×768)を拡大したものである。

QSXGA (Quad-SXGA/2560×2048)

SXGAの縦横を2倍(画素数・面積は4倍)に広げた、2560×2048ピクセルのことをQSXGAという。画素数は524万2880ピクセルアスペクト比は5:4。据え置き型コンピュータ用の液晶ディスプレイ装置や、監視カメラ、産業用カメラなどに採用例がある。

(2020.5.5更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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