QVGA 【Quarter VGA】 320×240

概要

QVGA(Quarter VGA)とは、画面や画像、動画などの表示・構成画素数の通称の一つで、320×240ピクセルのこと。画素数は76,800ピクセルアスペクト比(縦横比)は4:3。

VGA640×480)の縦横を1/2に縮小したもので、画素数・面積が1/4であるためこのように呼ばれる。携帯電話携帯情報端末の画面サイズなどでよく用いられたもので、縦長の240×320ピクセルが使われることもある。

QQVGA (Quarter Quarter VGA/160×120)

QVGAの派生仕様で、160×120ピクセルのことをQQVGAという。画素数は19,200ピクセルアスペクト比縦横比)は4:3。

QVGAの縦横をさらに半分(面積・画素数は1/4)にしたもので、携帯電話など小型の機器で主に用いられる。縦長の120×160として利用されることもある。

WQVGA (Wide QVGA/400×240)

QVGAの派生仕様で、400×240ピクセルのことをWQVGAという。アスペクト比は5:3、画素数は96,000ピクセル

QVGAの横幅を25%広げたワイド型であるためこのように呼ばれる。2000年代前半のPDA携帯情報端末)や携帯電話などでよく採用された。機器によっては縦長の240×400として利用されることもある。

Quad-VGA (SXVGA:Super-Extended VGA/1280×960)

画素数の通称の一つで、1280×960ピクセルのことを「Quad-VGA」(Quadrature VGA)あるいは「SXVGA」という。画素数は1,228,800ピクセルアスペクト比縦横比)は4:3。

VGA640×480)の縦横を2倍に広げ、画素数・面積が4倍(quadruple)であるため、このように呼ばれる。ディスプレイ装置の画面サイズなどで用いられている。頭文字語にするとQuarter VGAと同じで紛らわしいため、Quad-VGA(「クアッドブイジーエー」と読む)と表記するのが一般的となっている。

(2020.5.4更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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