マルチディスプレイ 【マルチモニター】 multi-monitor

概要

マルチディスプレイ(マルチモニター)とは、一台のコンピュータに複数のディスプレイ装置を接続し、あたかも一台の大きなディスプレイであるかのように一続きに表示させること。2台の構成が多く、その場合は「デュアルディスプレイ」(デュアルモニター)ともいう。

机上に複数のディスプレイを並べて置き、すべて同じコンピュータに接続して一つのディスプレイのように表示する。2~3台の場合は左右に並べることが多いが、4台や6台、それ以上の多数の場合はモニターアームなどの専用の固定器具を用いて上下左右に格子状に並べることが多い。

多くの情報を同時に表示したい場合に用いられ、金融取引やソフトウェア開発DTP、画像・映像編集などでよく利用される。家庭などでマルチディスプレイ環境構築する人もおり、一台で作業やゲーム、動画視聴などをしながら残りで情報検索SNSの表示などをうといった使い分けがわれる。

コンピュータからの出力は一本で、専用の分配機器を用いて複数のディスプレイを接続する(コンピュータからは巨大な解像度の一台のディスプレイのように見える)方式と、コンピュータに複数のビデオカードディスプレイアダプタなどを搭載してそれぞれ別のディスプレイに接続する方式、複数のコネクタ実装されたビデオカードを用いる方式などがある。

(2022.5.9更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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