ピクチャーバイピクチャー 【PBP】 Picture-By-Picture

概要

ピクチャーバイピクチャー(PBP)とは、映像機器の機能の一つで、複数の入力ソースからの映像を同じ画面上に並べて表示できるもの。一台で同時に複数の画面を表示することができる。

ディスプレイ装置などに複数の外部機器からの映像を入力し、画面をいくつかに分割してそれぞれの映像を同時に映し出すことができる。通常は2画面あるいは4画面に分割することができ、映像は表示領域の大きさに合わせて必要に応じて縮小する。

複数のコンピュータの操作画面を同時に表示して使い分けたり、テレビとゲームを同時に表示したり、動画サイトの映像を見ながらゲームをプレイするといった使い方ができる。動画配信サイトなどでは広告の表示方式としてPBP型の画面分割を用いるものもある。

一方、表示画面の一部に小さな矩形の領域を設け、別の映像を表示する方式を「ピクチャーインピクチャー」(PIPPicture-In-Picture)という。テレビ放送では「ワイプ」と呼ばれる手法で、メイン画面の片隅にサブ画面を表示することができる。

(2023.10.19更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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