読み方 : キューエイチディープラス / クアッドエイチディープラス

QHD+【Quad-HD Plus】WQHD+

別名  :Wide Quad-HD Plus/3K解像度

概要

QHD+とは、画面や画像、動画などの表示・構成画素数の通称の一つで、2880×1620ピクセルまたは3200×1800ピクセルのこと。フルHDと4Kの中間に位置する画素数であり、文字の読みやすさと作業領域の広さを両立しやすい解像度として、ノートパソコンタブレット端末などで採用されている。
QHD+のイメージ画像

アスペクト比はいずれの画素数でも16:9である。2560×1440ピクセル画素数を、縦横それぞれ1.125倍または1.25倍に拡大した解像度であり、「3K」の呼称は水平方向の画素数が約3000個であることに由来する。

総画素数は2880×1620ピクセルで約467万画素、3200×1800ピクセルで約576万画素となる。フルHD1920×1080)の約207万画素より大幅に多く、文字や図形を滑らかに表示できる一方、4K UHD(3840×2160)の約829万画素より少ないため、描画処理に必要な計算量や消費電力をある程度抑えられる。

3Kクラス解像度が選ばれる背景には、ディスプレイの実用上の事情がある。家庭やオフィスで広く使われる24~27インチクラスの液晶ディスプレイや中型ノートパソコンでは、4K解像度だと画素が細かすぎて文字やアイコンが読みにくくなる場合がある。一方、2K解像度では4Kディスプレイと比べて精細さや作業領域の広さが見劣りする。このため、両者の中間に位置する3Kクラス画素数が選択されることが多い。

「QHD+」という名称は標準規格として厳密に統一されたものではなく、メーカーや製品によって指す解像度が異なる場合がある。3200×1800ピクセルのみを指し、2880×1620ピクセルを別の名称で区別する例も見られる。また「3K」と「QHD+」も必ずしも同義ではなく、「3K」は3000×2000や3072×1920など横方向の画素数が3000ピクセル前後の解像度を広く指す総称的な表現として使われることもある。

(2026.6.26更新)
 

他の辞典等による「QHD+」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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