シリアル値 【serial value】
Microsoft Excelにおける日付・時刻のシリアル値は、日付を1899年12月30日午前0時からの経過日数を表す整数で、時刻を午前0時からの経過時間の24時間に対する割合(午前0時が0、正午が0.5、翌午前0時が1.0となる)とする小数値として表し、両者を足しあわせた実数として表現する。例えば、1901年1月1日午前6時のシリアル値は367.25となる。
日付をシリアル値で表すことで日付同士の差を求めたり、ある日付から特定の日数だけ前あるいは後の日付を求めやすくなる。
Excelでは日付とシリアル値(実数)を相互変換する様々な関数が用意されている。例えば、特定の日付を与えるとシリアル値を返すDATE関数、日付を表す文字列からシリアル値を求めるDATEVALUE関数、現在の日付に対応するシリアル値を返すTODAY関数などである。
(2022.7.5更新)