読み方 : でんげんタップ
電源タップ【power strip】テーブルタップ
別名 :コーナータップ/OAタップ
概要
電源タップとは、壁面のコンセントに接続して差込口を増やし、複数の電気機器へ同時に給電できるようにする配線器具。電源コードの先に複数の差込口を備えた形状が一般的で、延長コードとしての機能を兼ねる製品も多い。

一般的な電源タップは電源プラグ、電源コード、本体ケース、内部配線、複数の差込口で構成される。本体には2口から8口、あるいはそれ以上の差込口が設けられる。ケーブル長の短い据え置き型から数メートルの延長型などの種類がある。
差込口の向きや間隔を調整した配置や、立方体型や円盤型などの形状を採用した製品もあり、大型のACアダプタや狭い設置場所に対応する設計となっている。家庭やオフィスでは、パソコンや周辺機器、家電製品などを一つのコンセントからまとめて接続する用途で用いられる。
製品によっては安全性や利便性を高める仕組みが組み込まれる場合がある。過電流時に通電を遮断するブレーカーを内蔵した過負荷保護機能や、落雷などで発生する瞬間的な過電圧を吸収するサージ保護機能を備えた製品がある。
差込口ごとに電源の入切を行える個別スイッチ付きタイプや、一括スイッチによって待機電力を抑えるタイプも流通している。ほこりの侵入を防ぐシャッターや、プラグ根元の絶縁処理によるトラッキング現象対策、接地極付きプラグに対応した3極仕様など、火災や感電を防ぐための設計も普及している。
定格電圧と定格電流が定められており、日本では125V、15A、消費電力では1500W程度が一般的な上限である。接続機器の合計がこれを超えるとコードや内部配線が過熱するおそれがあるため注意が必要である。電源タップを連続して接続するいわゆるタコ足配線は負荷が集中しやすく、発熱の原因となる。国内で販売される製品には電気用品安全法に基づくPSEマークの表示が義務付けられている。