基本情報技術者(科目A)過去問集 - オペレーティングシステム
令和7年6月修了試験 問13
メモリリークの説明として,適切なものはどれか。
ア | OSやアプリケーションのバグなどが原因で,動作中に確保した主記憶が解放されないことであり,これが発生すると主記憶中の利用可能な部分が減少する。 |
---|---|
イ | アプリケーションの同時実行数を増やした場合に,主記憶容量が不足し,処理時間のほとんどがページングに費やされ,スループットの極端な低下を招くことである。 |
ウ | 実行時のプログラム領域の大きさに制限があるときに,必要になったモジュールを主記憶に取り込む手法である。 |
エ | 主記憶で利用可能な空き領域の総量は足りているのに,主記憶中に不連続で散在しているので,大きなプログラムをロードする領域が確保できないことである。 |
令和7年6月修了試験 問14
OSにおけるAPI(Application Program Interface)の説明として,適切なものはどれか。
ア | アプリケーションがハードウェアを直接操作して,各種機能を実現するための仕組みである。 |
---|---|
イ | アプリケーションから,OSが用意する各種機能を利用するための仕組みである。 |
ウ | 複数のアプリケーション間でネットワークを介して通信する仕組みである。 |
エ | 利用者の利便性を図るために,各アプリケーションのメニュー項目を統一する仕組みである。 |
令和7年1月修了試験 問13
図のメモリマップで,セグメント2が解放されたとき,セグメントを移動(動的再配置)し,分散する空き領域を集めて一つの連続領域にしたい。1回のメモリアクセスは4バイト単位で行い,読取り,書込みがそれぞれ30ナノ秒とすると,動的再配置をするために必要なメモリアクセス時間は合計何ミリ秒か。ここで,1kバイトは1,000バイトとし,動的再配置に要する時間以外のオーバヘッドは考慮しないものとする。

ア | 1.5 |
---|---|
イ | 6.0 |
ウ | 7.5 |
エ | 12.0 |
令和6年12月修了試験 問13
出力待ちの印刷要求を,同一機種の3台のプリンタ A~C のうちAから順に空いているプリンタに割り当てる(Cの次は再びAに戻る)システムがある。印刷要求の印刷時間が出力待ちの順に,5,12,4,3,10,4(分)である場合,印刷に要した時間が長い順にプリンタを並べたものはどれか。ここで,初期状態ではプリンタは全て空いているものとする。
ア | A,B,C |
---|---|
イ | B,A,C |
ウ | B,C,A |
エ | C,B,A |
令和6年6月修了試験 問13
ページング方式の仮想記憶において,ページ置換えアルゴリズムにLRU方式を採用する。主記憶に割り当てられるページ枠が4のとき,ページ1,2,3,4,5,2,1,3,2,6の順にアクセスすると,ページ6をアクセスする時点で置き換えられるページはどれか。ここで,初期状態では主記憶にどのページも存在しないものとする。
ア | 1 |
---|---|
イ | 2 |
ウ | 4 |
エ | 5 |
令和5年12月修了試験 問13
処理は全てCPU処理である三つのジョブA,B,Cがある。それらを単独で実行したときの処理時間は,ジョブAは5分,ジョブBは10分,ジョブCは15分である。この三つのジョブを次のスケジューリング方式に基づいて同時に開始すると,ジョブBが終了するまでの経過時間はおよそ何分か。
〔スケジューリング方式〕
(1)一定時間(これをタイムクウォンタムと呼ぶ)内に処理が終了しなければ,処理を中断させて,待ち行列の最後尾へ回す。
(2)待ち行列に並んだ順に実行する。
(3)タイムクウォンタムは,ジョブの処理時間に比べて十分に小さい値とする。
(4)ジョブの切替え時間は考慮しないものとする。
〔スケジューリング方式〕
(1)一定時間(これをタイムクウォンタムと呼ぶ)内に処理が終了しなければ,処理を中断させて,待ち行列の最後尾へ回す。
(2)待ち行列に並んだ順に実行する。
(3)タイムクウォンタムは,ジョブの処理時間に比べて十分に小さい値とする。
(4)ジョブの切替え時間は考慮しないものとする。
ア | 15 |
---|---|
イ | 20 |
ウ | 25 |
エ | 30 |
令和5年1月修了試験 問17
四つのジョブ A~D を次の条件で実行し印刷する。全ての印刷が完了するのは,ジョブを起動してから何秒後か。
〔条件〕
(1)ジョブは一斉に起動され,多重度1で実行される。
(2)優先順位はAが最も高く,B,C,Dの順に低くなる。
(3)各ジョブの実行後,スプーリング機能が1台のプリンタを用いて逐次印刷を行う。
(4)各ジョブを単独で実行した場合の実行時間と印刷時間は,表のとおりである。
(5)その他のオーバヘッドは考慮しない。
単位 秒
〔条件〕
(1)ジョブは一斉に起動され,多重度1で実行される。
(2)優先順位はAが最も高く,B,C,Dの順に低くなる。
(3)各ジョブの実行後,スプーリング機能が1台のプリンタを用いて逐次印刷を行う。
(4)各ジョブを単独で実行した場合の実行時間と印刷時間は,表のとおりである。
(5)その他のオーバヘッドは考慮しない。
単位 秒
ジョブ | 実行時間 | 印刷時間 |
A | 50 | 50 |
B | 30 | 40 |
C | 20 | 30 |
D | 40 | 20 |
ア | 100 |
---|---|
イ | 160 |
ウ | 190 |
エ | 280 |
令和5年1月修了試験 問18
OSが記憶領域の割当てと解放を繰り返すことによって,細切れの未使用領域が多数できてしまう場合がある。この現象を何というか。
ア | コンパクション |
---|---|
イ | スワッピング |
ウ | フラグメンテーション |
エ | ページング |
令和5年1月修了試験 問19
仮想記憶方式のコンピュータにおいて,実記憶に割り当てられるページ数は3とし,追い出すページを選ぶアルゴリズムは,FIFOとLRUの二つを考える。あるタスクのページのアクセス順序が
1,3,2,1,4,5,2,3,4,5
のとき,ページを置き換える回数の組合せとして,適切なものはどれか。
1,3,2,1,4,5,2,3,4,5
のとき,ページを置き換える回数の組合せとして,適切なものはどれか。
FIFO | LRU | |
ア | 3 | 2 |
イ | 3 | 6 |
ウ | 4 | 3 |
エ | 5 | 4 |
令和4年12月修了試験 問17
各タスクがタスク間共有変数を更新するときに,タスク間の同期制御を行わないと思わぬ結果を招くことがある。タスク間共有変数xの初期値が3の場合,タスクAが代入文 x=x+x を実行し,タスクBが代入文 x=x×x を実行すると,最終的なxの値が12となるのは,どの順番で実行されたときか。ここで,各代入文はそれぞれ次の四つの部分に分けて処理される。
タスクA(x=x+x) a1 xの値を参照しeとする。 a2 xの値を参照しfとする。 a3 e+fを計算しgとする。 a4 xの値をgに更新する。 |
タスクB(x=x×x) b1 xの値を参照しhとする。 b2 xの値を参照しiとする。 b3 h×iを計算しjとする。 b4 xの値をjに更新する。 |
ア | a1→a2→b1→b2→a3→a4→b3→b4 |
---|---|
イ | a1→b1→b2→b3→b4→a2→a3→a4 |
ウ | b1→a1→a2→a3→a4→b2→b3→b4 |
エ | b1→b2→b3→a1→a2→a3→a4→b4 |
令和4年7月修了試験 問17
仮想記憶管理におけるページ置換えアルゴリズムとしてLRU方式を採用する。主記憶のページ枠が,4000,5000,6000,7000番地(いずれも16進数)の4ページ分で,プログラムが参照するページ番号の順が,1 → 2 → 3 → 4 → 2 → 5 → 3 → 1 → 6 → 5 → 4 のとき,最後の参照ページ4は何番地にページインされているか。ここで,最初の 1 → 2 → 3 → 4 の参照で,それぞれのページは4000,5000,6000,7000番地にページインされるものとする。
ア | 4000 |
---|---|
イ | 5000 |
ウ | 6000 |
エ | 7000 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
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令和4年7月修了試験 問18
入出力管理におけるバッファの機能として,適切なものはどれか。
ア | 入出力装置が利用可能になったことを,入出力装置が処理装置に伝える。 |
---|---|
イ | 入出力装置と処理装置との間に特別な記憶域を設け,処理速度の違いを緩和する。 |
ウ | 入出力装置と処理装置との間のデータ交換に階層を設けることによって入出力装置固有の仕様を意識せずに利用できる。 |
エ | 入出力装置をファイルと同じように取り扱えるようにする。 |
令和4年6月修了試験 問17
送信タスクから受信タスクにバッファを介してT秒間連続してデータを送信する。1秒当たりの送信量をS,1秒当たりの受信量をRとしたとき,バッファがオーバフローしないバッファサイズLを表す関係式として適切なものはどれか。ここで,受信タスクよりも送信タスクの方が転送速度は速く,次の転送開始までの時間間隔は十分にあるものとする。

ア | L<(R-S)×T |
---|---|
イ | L<(S-R)×T |
ウ | L≧(R-S)×T |
エ | L≧(S-R)×T |
令和4年6月修了試験 問18
ア | あらかじめ設定されている優先度が最も低いページを追い出す。 |
---|---|
イ | 主記憶に存在している時間が最も長いページを追い出す。 |
ウ | 主記憶に存在している時間が最も短いページを追い出す。 |
エ | 最も長い間参照されていないページを追い出す。 |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
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令和4年1月修了試験 問17
次の条件で四つのジョブがCPU処理及び印刷を行う場合に,最初のCPU処理を開始してから最後の印刷が終了するまでの時間は何分か。
〔条件〕
(1)多重度1で実行される。
(2)各ジョブのCPU処理時間は20分である。
(3)各ジョブはCPU処理終了時に400Mバイトの印刷データをスプーリングする。スプーリング終了後にOSの印刷機能が働き,プリンタで印刷される。
(4)プリンタは1台であり,印刷速度は100Mバイト当たり10分である。
(5)CPU処理と印刷機能は同時に動作可能で,互いに影響を及ぼさない。
(6)スプーリングに要する時間など,条件に記述されていない時間は無視できる。
〔条件〕
(1)多重度1で実行される。
(2)各ジョブのCPU処理時間は20分である。
(3)各ジョブはCPU処理終了時に400Mバイトの印刷データをスプーリングする。スプーリング終了後にOSの印刷機能が働き,プリンタで印刷される。
(4)プリンタは1台であり,印刷速度は100Mバイト当たり10分である。
(5)CPU処理と印刷機能は同時に動作可能で,互いに影響を及ぼさない。
(6)スプーリングに要する時間など,条件に記述されていない時間は無視できる。
ア | 120 |
---|---|
イ | 160 |
ウ | 180 |
エ | 240 |
令和4年1月修了試験 問19
ア | 置換え対象ページの決定→ページイン→ページフォールト→ページアウト |
---|---|
イ | 置換え対象ページの決定→ページフォールト→ページアウト→ページイン |
ウ | ページフォールト→置換え対象ページの決定→ページアウト→ページイン |
エ | ページフォールト→置換え対象ページの決定→ページイン→ページアウト |
令和3年12月修了試験 問18
ブロックのキャッシュメモリ CO~C3 が表に示す状態である。ここで,新たに別のブロックの内容をキャッシュメモリにロードする必要が生じたとき,C2のブロックを置換の対象とするアルゴリズムはどれか。
キャッシュメモリ | ロード時刻(分:秒) | 最終参照時刻(分:秒) | 参照回数 |
C0 | 0:00 | 0:08 | 10 |
C1 | 0:03 | 0:06 | 1 |
C2 | 0:04 | 0:05 | 3 |
C3 | 0:05 | 0:10 | 5 |
ア | FIFO |
---|---|
イ | LFU |
ウ | LIFO |
エ | LRU |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
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令和3年7月修了試験 問17
五つのジョブ A~E に対して,ジョブの多重度が1で,処理時間順方式のスケジューリングを適用した場合,ジョブBのターンアラウンドタイムは何秒か。ここで,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
単位 秒
単位 秒
ジョブ | 到着時刻 | 単独実行時の処理時間 |
A | 0 | 2 |
B | 1 | 4 |
C | 2 | 3 |
D | 3 | 2 |
E | 4 | 1 |
ア | 8 |
---|---|
イ | 9 |
ウ | 10 |
エ | 11 |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
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令和3年6月修了試験 問17
スプーリング機能の説明として,適切なものはどれか。
ア | あるタスクを実行しているときに,入出力命令の実行によってCPUが遊休(アイドル)状態になると,他のタスクにCPUを割り当てる。 |
---|---|
イ | 実行中のプログラムを一時中断して,制御プログラムに制御を移す。 |
ウ | 主記憶装置と低速の入出力装置との間のデータ転送を,補助記憶装置を介して行うことによって,システム全体の処理能力を高める。 |
エ | 多数のバッファから成るバッファプールを用意し,主記憶装置にあるバッファにアクセスする確率を上げることによって,補助記憶装置のアクセス時間を短縮する。 |
令和3年1月修了試験 問17
ア | オーバレイ |
---|---|
イ | スラッシング |
ウ | メモリコンパクション |
エ | ロールアウト |
令和2年7月修了試験 問17
スプーリングの説明として,適切なものはどれか。
ア | キーボードからの入力データを主記憶のキューに一旦保存しておく。 |
---|---|
イ | システムに投入されたジョブの実行順序を,その特性や優先順位に応じて決定する。 |
ウ | 通信データを直接通信相手に送らず,あらかじめ登録しておいた代理に送る。 |
エ | プリンタなどの低速な装置への出力データを一旦高速な磁気ディスクに格納しておき,その後に目的の装置に出力する。 |
令和2年6月修了試験 問17
ア | メモリ効率が良く,獲得及び返却の処理速度は遅く一定である。 |
---|---|
イ | メモリ効率が良く,獲得及び返却の処理速度は遅く不定である。 |
ウ | メモリ効率が悪く,獲得及び返却の処理速度は速く一定である。 |
エ | メモリ効率が悪く,獲得及び返却の処理速度は速く不定である。 |
令和2年1月修了試験 問18
2台のCPUから成るシステムがあり,使用中でないCPUは実行要求があったタスクに割り当てられるようになっている。このシステムで,二つのタスクA,Bを実行する際,それらのタスクは共通の資源Rを排他的に使用する。それぞれのタスクA,BのCPU使用時間,資源Rの使用時間と実行順序は図に示すとおりである。二つのタスクの実行を同時に開始した場合,二つのタスクの処理が完了するまでの時間は何ミリ秒か。ここで,タスクA,Bを開始した時点では,CPU,資源Rともに空いているものとする。

ア | 120 |
---|---|
イ | 140 |
ウ | 150 |
エ | 200 |
令和1年秋期 問18
優先度に基づくプリエンプティブなスケジューリングを行うリアルタイムOSで,二つのタスクA,Bをスケジューリングする。Aの方がBよりも優先度が高い場合にリアルタイムOSが行う動作のうち,適切なものはどれか。
ア | Aの実行中にBに起動がかかると,Aを実行可能状態にしてBを実行する。 |
---|---|
イ | Aの実行中にBに起動がかかると,Aを待ち状態にしてBを実行する。 |
ウ | Bの実行中にAに起動がかかると,Bを実行可能状態にしてAを実行する。 |
エ | Bの実行中にAに起動がかかると,Bを待ち状態にしてAを実行する。 |
令和1年7月修了試験 問17
ページング方式の説明として,適切なものはどれか。
ア | 仮想記憶空間と実記憶空間をそれぞれ固定長の領域に区切り,対応づけて管理する方式 |
---|---|
イ | 主記憶装置の異なった領域で実行できるように,プログラムを再配置する方式 |
ウ | 主記憶装置を,同時に並行して読み書き可能な複数の領域に分ける方式 |
エ | 補助記憶装置に,複数のレコードをまとめて読み書きする方式 |
平成31年春期 問16
ア | 各タスクの実行順序を決定すること |
---|---|
イ | 実行可能なタスクに対してプロセッサの使用権を割り当てること |
ウ | タスクの実行に必要な情報であるコンテキストのこと |
エ | 一つのプロセッサで複数のタスクを同時に実行しているかのように見せかける機能のこと |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
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平成31年1月修了試験 問13
CPUと磁気ディスク装置で構成されるシステムで,表に示すジョブA,Bを実行する。この二つのジョブが実行を終了するまでのCPUの使用率と磁気ディスク装置の使用率との組合せのうち,適切なものはどれか。ここで,ジョブA,Bはシステムの動作開始時点ではいずれも実行可能状態にあり,A,Bの順で実行される。CPU及び磁気ディスク装置は,ともに一つの要求だけを発生順に処理する。ジョブA,Bとも,CPUの処理を終了した後,磁気ディスク装置の処理を実行する。
単位 秒
単位 秒
ジョブ | CPUの処理時間 | 磁気ディスク装置の処理時間 |
A | 3 | 7 |
B | 12 | 10 |
CPUの使用率 | 磁気ディスク装置の使用率 | |
ア | 0.47 | 0.53 |
イ | 0.60 | 0.68 |
ウ | 0.79 | 0.89 |
エ | 0.88 | 1.00 |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
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平成31年1月修了試験 問16
ア | 各タスクの実行時間を均等配分する場合に利用される。 |
---|---|
イ | 起動が早いタスクから順番に処理を行う場合に利用される。 |
ウ | 重要度及び緊急度に応じて処理を行う場合に利用される。 |
エ | 処理時間が短いタスクから順番に処理を行う場合に利用される。 |
平成30年12月修了試験 問16
ア | 各タスクの優先度を決めて,優先度が高い順に実行し,CPU割当てまでの待ち時間の長さに応じて優先度を徐々に上げていく。 |
---|---|
イ | 各タスクを実行可能待ち行列に置かれた順に実行し,一定時間が経過したら実行を中断して実行可能待ち行列の最後尾に加える。 |
ウ | 処理予定時間が最も短いタスクから順に処理を実行する。現在実行中の処理が終了するか,又は何らかの要因によって中断されたとき,次のタスクを開始する。 |
エ | タスクがシステムに到着した順に実行可能待ち行列の最後尾に加え,常に実行可能待ち行列の先頭のタスクにCPUを割り当てる。 |
平成30年12月修了試験 問18
ア | 主記憶に存在しないページへのアクセスが増加すること |
---|---|
イ | 主記憶に存在するページへのアクセスが増加すること |
ウ | 主記憶のページのうち,更新されたページの比率が高くなること |
エ | 長時間アクセスしなかった主記憶のページをアクセスすること |
平成30年秋期 問16
三つのタスクの優先度と,各タスクを単独で実行した場合のCPUと入出力(I/O)装置の動作順序と処理時間は,表のとおりである。優先度方式のタスクスケジューリングを行うOSの下で,三つのタスクが同時に実行可能状態になってから,全てのタスクの実行が終了するまでのCPUの遊休時間は何ミリ秒か。ここで,CPUは1個であり,1CPUは1コアで構成され,I/Oは競合せず,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また,表中の()内の数字は処理時間を示すものとする。
優先度 | 単独実行時の動作順序と処理時間(ミリ秒) |
高 | CPU(3) → I/O(5) → CPU(2) |
中 | CPU(2) → I/O(6) → CPU(2) |
低 | CPU(1) → I/O(5) → CPU(1) |
ア | 2 |
---|---|
イ | 3 |
ウ | 4 |
エ | 5 |
平成30年秋期 問18
ア | 各タスクに均等にCPU時間を割り当てて実行させる方式である。 |
---|---|
イ | 各タスクに,ターンアラウンドタイムに比例したCPU時間を割り当てて実行させる方式である。 |
ウ | 各タスクの実行イベント発生に応じて,リアルタイムに実行させる方式である。 |
エ | 各タスクを,優先度の高い順に実行させる方式である。 |
平成30年7月修了試験 問16
五つのタスクを単独で実行した場合のCPUと入出力装置(I/O)の動作順序と処理時間は,表のとおりである。優先度“高”のタスクと,優先度“低”のタスクのうち一つだけを同時に実行する。実行を開始してから,両方のタスクの実行が完了するまでの間のCPUの遊休時間が最も短いのは,どの優先度“低”のタスクとの組合せか。ここで,I/Oは競合せず,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また,表の()内の数字は処理時間を示すものとする。
優先度 | 単独実行時の動作順序と処理時間(単位 ミリ秒) | |
高 | CPU(3)→I/O(3)→CPU(3)→I/O(3)→CPU(2) | |
ア | 低 | CPU(2)→I/O(5)→CPU(2)→I/O(2)→CPU(3) |
イ | 低 | CPU(3)→I/O(2)→CPU(2)→I/O(3)→CPU(2) |
ウ | 低 | CPU(3)→I/O(2)→CPU(3)→I/O(1)→CPU(4) |
エ | 低 | CPU(3)→I/O(4)→CPU(2)→I/O(5)→CPU(2) |
平成30年7月修了試験 問17
ア | スラッシング |
---|---|
イ | フラグメンテーション |
ウ | ページング |
エ | ボトルネック |
平成30年1月修了試験 問18
三つの資源 X~Z を占有して処理を行う四つのプロセス A~D がある。各プロセスは処理の進行に伴い,表中の数値の順に資源を占有し,実行終了時に三つの資源を一括して解放する。プロセスAとデッドロックを起こす可能性があるプロセスはどれか。
プロセス | 資源の占有順序 | ||
資源X | 資源Y | 資源Z | |
A | 1 | 2 | 3 |
B | 1 | 2 | 3 |
C | 2 | 3 | 1 |
D | 3 | 2 | 1 |
ア | B,C,D |
---|---|
イ | C,D |
ウ | Cだけ |
エ | Dだけ |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
平成29年秋期 問17
ソフトウェア制御における,ポーリング制御はどれか。
ア | CPUが状態レジスタ又はビジー信号などを読み出して,入出力装置の状態を監視する。 |
---|---|
イ | 実行中の処理を一時的に中断して,緊急度の高い別の処理を実行する。 |
ウ | 送信側のタスクがメモリにデータを格納し,受信側のタスクにそのアドレスを伝える。 |
エ | 複数のタスクが利用する共有資源を,一つのタスクが占有できるようにする。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
平成29年7月修了試験 問16
二つのタスクA,Bを単独で実行した場合のCPUと入出力装置(I/O)の動作順序と処理時間は,表のとおりである。次の条件で二つのタスクが同時に実行可能状態になってから,タスクBの実行が完了するまでの時間は何ミリ秒か。ここで,表の()内の数字は処理時間を表すものとする。
〔条件〕
(1)タスクA,Bは同一のI/Oを使用し,タスクAが先に実行される。
(2)CPU処理を実行中のタスクは,入出力処理を開始するまでは処理を継続し,中断されない。
(3)I/Oも入出力が終了するまで処理を中断されない。
(4)その他のオーバヘッドは考慮しない。
〔条件〕
(1)タスクA,Bは同一のI/Oを使用し,タスクAが先に実行される。
(2)CPU処理を実行中のタスクは,入出力処理を開始するまでは処理を継続し,中断されない。
(3)I/Oも入出力が終了するまで処理を中断されない。
(4)その他のオーバヘッドは考慮しない。
タスク | 単独実行時の動作順序と処理時間(ミリ秒) |
A | CPU(20) → I/O(30) → CPU(20) → I/O(40) → CPU(10) |
B | CPU(10) → I/O(30) → CPU(20) → I/O(20) → CPU(20) |
ア | 120 |
---|---|
イ | 140 |
ウ | 160 |
エ | 180 |
平成29年6月修了試験 問16
記憶領域の動的な割当て及び解放を繰り返すことによって,どこからも利用できない記憶領域が発生することがある。このような記憶領域を再び利用可能にする機能はどれか。
ア | ガーベジコレクション |
---|---|
イ | スタック |
ウ | ヒープ |
エ | フラグメンテーション |
平成29年1月修了試験 問17
タスク管理の役割として,適切なものはどれか。
ア | 各種の補助記憶装置へのアクセス手段を,装置に依存しない形態で提供し,応用プログラム作成の負担を軽減する。 |
---|---|
イ | 仮想記憶空間を提供し,実記憶を有効に利用する。 |
ウ | 入出力装置の制御を行い,正確かつ効率よく入出力装置を動作させる。 |
エ | マルチプログラミングの制御を行い,CPUを有効に利用する。 |
平成28年秋期 問16
ある時間帯でのジョブの処理状況を計測したところ,次のとおりであった。どのような状況になっているか。
〔ジョブの処理状況〕
(1)多重度3でジョブを実行する。
(2)ジョブは5分間隔で発生し,実行時間は多重度に依存せず20分である。
(3)各ジョブは実行終了後にスプーリング機能を利用して印刷し,印刷時間は15分である。
(4)プリンタは2台使用する。
〔ジョブの処理状況〕
(1)多重度3でジョブを実行する。
(2)ジョブは5分間隔で発生し,実行時間は多重度に依存せず20分である。
(3)各ジョブは実行終了後にスプーリング機能を利用して印刷し,印刷時間は15分である。
(4)プリンタは2台使用する。
ア | 印刷待ちだけが増加している。 |
---|---|
イ | 実行待ちだけが増加している。 |
ウ | 実行待ちと印刷待ちが増加している。 |
エ | 実行待ちも印刷待ちも発生していない。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
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平成28年秋期 問18
マルチプログラミングにおけるプロセスの切替え手順を示した図において,OSの処理 a~c として,適切な組合せはどれか。

a | b | c | |
ア | 実行状態の回復 | プロセスの選択 | 実行状態の退避 |
イ | 実行状態の退避 | 実行状態の回復 | プロセスの選択 |
ウ | 実行状態の退避 | プロセスの選択 | 実行状態の回復 |
エ | プロセスの選択 | 実行状態の回復 | 実行状態の退避 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
平成28年6月修了試験 問17
ア | 最後に参照されたページを置き換える方式 |
---|---|
イ | 最後に参照されてからの経過時間が最も長いページを置き換える方式 |
ウ | 最も参照回数の少ないページを置き換える方式 |
エ | 最も古くから存在するページを置き換える方式 |
平成28年春期 問18
ア | パイプ |
---|---|
イ | バックグラウンドジョブ |
ウ | ブレース展開 |
エ | リダイレクト |
答え : ア
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平成28年1月修了試験 問17
ア | 主記憶に残しておくことが望ましいページにあらかじめ高い優先度を与える。プログラム作成者の知識やシステム運用の方針を反映させることが可能なアルゴリズムである。 |
---|---|
イ | ページ置換えの必要が生じたとき,一番長い間参照されなかったページを選ぶアルゴリズムである。 |
ウ | ページ置換えの必要が生じたとき,主記憶に存在するページのうち,次に参照されるのが最も遠い将来と予測されるページを選ぶアルゴリズムである。 |
エ | ページ置換えの必要が生じたとき,最も古くから主記憶上に存在していたページを選ぶアルゴリズムである。 |
平成27年12月修了試験 問17
OSにおけるタスク管理の目的はどれか。
ア | オペレータにコマンド形式の対話インタフェースを提供する。 |
---|---|
イ | 仮想記憶を効率的に実現する。 |
ウ | 処理装置の利用効率を高めるように制御する。 |
エ | ハードウェアを意識しないで,データが処理できるようにする。 |
答え : ウ
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平成27年6月修了試験 問17
フラグメンテーションに関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | 可変長ブロックのメモリプール管理方式では,様々な大きさのメモリ領域の獲得や返却を行ってもフラグメンテーションは発生しない。 |
---|---|
イ | 固定長ブロックのメモリプール管理方式では,可変長ブロックのメモリプール管理方式よりもメモリ領域の獲得と返却を速く行えるが,フラグメンテーションが発生しやすい。 |
ウ | フラグメンテーションの発生によって,合計としては十分な空きメモリ領域があるにもかかわらず,必要とするメモリ領域を獲得できなくなることがある。 |
エ | メモリ領域の獲得と返却の頻度が高いシステムでは,フラグメンテーションの発生を防止するため,メモリ領域が返却されるたびにガーベジコレクションを行う必要がある。 |
平成27年春期 問19
ノンプリエンプティブなスケジューリング方式の説明として,適切なものはどれか。
ア | 新しいタスクが実行可能状態になるたびに,各タスクの残りの実行時間を評価し,その時間が短いものから順に実行する。 |
---|---|
イ | 実行状態としたタスクが決められた時間内に待ち状態に遷移しないときに,そのタスクを中断して実行待ち行列にある次のタスクを実行状態とする。 |
ウ | 実行状態としたタスクが自ら待ち状態に遷移するか終了するまで,他のタスクを実行状態とすることができない。 |
エ | タスクが実行可能状態になったときに,そのタスクの優先度と,その時,実行状態であるタスクの優先度とを比較して,優先度が高い方のタスクを実行状態とする。 |
答え : ウ
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平成27年1月修了試験 問16
スプーリングの機能はどれか。
ア | コンピュータシステムの運転経過の情報を記録する。 |
---|---|
イ | 低速の装置への入出力に補助記憶装置を介在させることで,システムの処理能力を高める。 |
ウ | 物理レコードを意識することなく,論理レコード単位での処理を可能にする。 |
エ | 補助記憶装置を用いて,実記憶よりも大きな仮想記憶を提供する。 |
平成27年1月修了試験 問19
プログラムのモジュール単位に主記憶を割り当てる可変区画方式のコンピュータにおいて,五つのモジュール A~E を次の順序でロードしたり解放したりする。最後のモジュールEをロードした時点で,主記憶の空き領域は何か所存在するか。ここで,主記憶は500kバイトで初期状態では何もロードされていない。また,モジュールは空き領域の先頭からロードするものとし,その他の条件は考慮しない。
〔ロードと解放の順序〕
Aのロード → Bのロード → Cのロード → Bの解放 → Dのロード → Aの解放 → Eのロード
〔モジュールの大きさ〕
〔ロードと解放の順序〕
Aのロード → Bのロード → Cのロード → Bの解放 → Dのロード → Aの解放 → Eのロード
〔モジュールの大きさ〕
モジュール | 大きさ(kバイト) |
A | 200 |
B | 100 |
C | 150 |
D | 80 |
E | 90 |
ア | 3 |
---|---|
イ | 4 |
ウ | 5 |
エ | 6 |
平成26年7月修了試験 問18
マルチプログラミングの効果として,適切なものはどれか。
ア | CPUの利用率は低下するが,ターンアラウンドタイムを短縮させることができる。 |
---|---|
イ | 同じ仮想記憶空間に配置されたタスク間だけでマルチプログラミングが可能となり,実記憶を小さくできる。 |
ウ | 主記憶に複数のタスクを置き,CPUの見かけの上での共用を可能として,スループットを向上させることができる。 |
エ | プログラムが必要とする仮想記憶領域を小さくできる。 |
平成26年6月修了試験 問17
セマフォを用いる目的として,適切なものはどれか。
ア | 共有資源を管理する。 |
---|---|
イ | スタックを容易に実現する。 |
ウ | スラッシングの発生を回避する。 |
エ | セグメンテーションを実現する。 |
答え : ア
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平成26年春期 問16
ア | システムダウンから復旧するときに,補助記憶のページを用いることによって,主記憶の内容が再現できる。 |
---|---|
イ | 処理に必要なページを動的に主記憶に割り当てることによって,主記憶を効率的に使用できる。 |
ウ | 頻繁に使用されるページを仮想記憶に置くことによって,アクセス速度を主記憶へのアクセスよりも速めることができる。 |
エ | プログラムの大きさに応じて大小のページを使い分けることによって,主記憶を無駄なく使用できる。 |
答え : イ
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平成26年春期 問17
ア | 磁気ディスクに,データを記録するための領域と,それを管理するための領域を作成する。 |
---|---|
イ | データのバックアップや配布のために,複数のファイルを一つにまとめたり,元に戻したりする。 |
ウ | 不正使用や破壊からデータを守るファイルプロテクトや,不正コピー防止のためのコピープロテクトなどによって,データを保護する。 |
エ | フラグメンテーションが発生した磁気ディスクで,ファイルを可能な限り連続した領域に再配置する。 |
答え : イ
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平成25年12月修了試験 問21
ア | ウイルス侵入の防御のためにメモリ保護機構が必要だから。 |
---|---|
イ | 定められた時間内にイベントに対応した処理を完了させる機構が必要だから。 |
ウ | システム全体のスループットを向上させる機構が必要だから。 |
エ | 複数の独立したプログラムを並行して動かす機構が必要だから。 |
平成25年12月修了試験 問23
ア | スラッシング |
---|---|
イ | スワッピング |
ウ | フラグメンテーション |
エ | メモリリーク |
平成25年7月修了試験 問57
コンピュータシステムにおけるジョブスケジューリングの特徴のうち,適切なものはどれか。
ア | CPUに割り当てるジョブをOSが強制的に切り替えるタイムスライス方式では,タイマ割込みが多発するので,スループットが低下する。 |
---|---|
イ | FCFS(first-come first-served)方式のジョブスケジューリングは,ジョブ間にCPUを公平に割り当てるので,スループットや応答時間の保証が可能となる。 |
ウ | 対話型処理とバッチ処理が混在するシステムでは,対話型処理の優先度を高くすることによって,対話型処理の応答性能の向上が期待できる。 |
エ | 入出力を多用するジョブよりもCPUを多用するジョブの処理優先度を上げた方が,CPUの待ち時間が少なくなるので,全体のスループットの向上が期待できる。 |
平成25年春期 問19
主記憶の管理方式とマルチプログラミングでのプログラムの多重度の組合せで,スラッシングが発生しやすいのはどれか。
主記憶の管理方式 | プログラムの多重度 | |
ア | 仮想記憶方式 | 大きい |
イ | 仮想記憶方式 | 小さい |
ウ | 実記憶方式 | 大きい |
エ | 実記憶方式 | 小さい |
答え : ア
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平成25年春期 問20
ア | 各ページに参照フラグと変更フラグを付加して管理し,参照なしかつ変更なしのページを優先して置き換える。 |
---|---|
イ | 主記憶にある全てのページを同一の確率でランダムに選択し,置き換える。 |
ウ | 最も長い間参照されていないページを置き換える。 |
エ | 最も長い間主記憶にあったページを置き換える。 |
平成24年12月修了試験 問23
OSにおけるシェルの役割に関する記述として,適切なものはどれか。
ア | アプリケーションでメニューからコマンドを選択したり,設定画面で項目などを選択したりするといったマウス操作を,キーボードの操作で代行する。 |
---|---|
イ | 複数の利用者が共有資源を同時にアクセスする場合に,セキュリティ管理や排他制御を効率的に行う。 |
ウ | よく使用するファイルやディレクトリへの参照情報を保持し,利用者が実際のパスを知らなくても利用できるようにする。 |
エ | 利用者が入力したコマンドを解釈し,対応する機能を実行するようにOSに指示する。 |
答え : エ
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平成24年6月修了試験 問17
CPUが1台で,入出力装置(I/O)が同時動作可能な場合の二つのタスクA,Bのスケジューリングは図のとおりであった。この二つのタスクにおいて,入出力装置がCPUと同様に,一つの要求だけを発生順に処理するように変更した場合,両方のタスクが終了するまでのCPU使用率はおよそ何%か。

ア | 43 |
---|---|
イ | 50 |
ウ | 60 |
エ | 75 |
平成24年6月修了試験 問23
図はプロセスの状態と遷移を表している。a,b,cの状態の適切な組合せはどれか。
〔状態遷移の要因〕
① 実行優先度の高いほかのプロセスにCPU使用権が移された。
② CPU使用権が与えられた。
③ 入出力動作の完了を待つ。
④ 入出力動作が完了した。

〔状態遷移の要因〕
① 実行優先度の高いほかのプロセスにCPU使用権が移された。
② CPU使用権が与えられた。
③ 入出力動作の完了を待つ。
④ 入出力動作が完了した。
a | b | c | |
ア | 実行可能状態 | 実行状態 | 待ち状態 |
イ | 実行可能状態 | 待ち状態 | 実行状態 |
ウ | 実行状態 | 実行可能状態 | 待ち状態 |
エ | 実行状態 | 待ち状態 | 実行可能状態 |
平成24年春期 問24
ア | 標準出力をファイルに切り替えることはできないが,標準入力をファイルに切り替えることはできる。 |
---|---|
イ | 標準出力をファイルに追加することはできないが,標準入力と標準出力をファイルに切り替えることはできる。 |
ウ | 標準入力と標準出力をファイルに切り替えることができ,標準出力をファイルに追加することもできる。 |
エ | 標準入力をファイルに切り替えることはできないが,標準出力をファイルに切り替えることはできる。 |
答え : ウ
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平成24年1月修了試験 問22
ア | キャッシング |
---|---|
イ | スプーリング |
ウ | スラッシング |
エ | ページング |
答え : イ
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平成23年12月修了試験 問24
ア | コマンド解析 → オプションパラメタの読込み → コマンド実行 |
---|---|
イ | コマンド解析 → コマンド実行 → オプションパラメタの読込み |
ウ | コマンド読込み → コマンド解析 → コマンド実行 |
エ | コマンド読込み → コマンド実行 → コマンド解析 |
答え : ウ
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平成23年7月修了試験 問26
図はプロセスの状態と遷移を表している。状態遷移の要因 ①~④ の適切な組合せはどれか。

① | ② | ③ | ④ | |
ア | CPU使用権が与えられた。 | 実行優先度の高いプロセスにCPU使用権が移された。 | 入出力などのイベントが完了した。 | 入出力などのイベントの完了を待つ。 |
イ | 実行優先度の高いプロセスにCPU使用権が移された。 | CPU使用権が与えられた。 | 入出力などのイベントの完了を待つ。 | 入出力などのイベントが完了した。 |
ウ | 入出力などのイベントが完了した。 | 入出力などのイベントの完了を待つ。 | CPU使用権が与えられた。 | 実行優先度の高いプロセスにCPU使用権が移された。 |
エ | 入出力などのイベントの完了を待つ。 | 入出力などのイベントが完了した。 | 実行優先度の高いプロセスにCPU使用権が移された。 | CPU使用権が与えられた。 |
平成23年6月修了試験 問20
UNIXに関する記述として,適切なものはどれか。
ア | コマンドインタプリタは,システム管理者だけに使用権が与えられている。 |
---|---|
イ | シングルユーザ,マルチプロセスシステムである。 |
ウ | 絶対パス名は,ドライブ名とドライブ内の相対パス名をコロン(:)でつなげて表記する。 |
エ | 入出力装置をファイルと同等に扱うことができる。 |
答え : エ
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平成23年6月修了試験 問22
プロセスの相互排除(排他制御)に用いられるものはどれか。
ア | スキーマ |
---|---|
イ | セマフォ |
ウ | チェックポイント |
エ | ハッシュ |
答え : イ
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平成22年12月修了試験 問17
リアルタイム処理について説明したものはどれか。
ア | 1台のコンピュータを同時に複数のユーザに共用させるが,各ユーザには自分専用のコンピュータを利用しているかのように見せかける処理をいう。 |
---|---|
イ | 各ジョブをシステムの運用スケジュールに従って定められた時刻に起動する処理をいう。 |
ウ | データを投入してから処理結果を得るまでの処理手順が確定しており,コンピュータに実行させる一連のジョブを自動的に実行する処理をいう。 |
エ | プログラムを主記憶に常駐させるなどして,データの発生と同時に処理を開始し,要求された制限時間内に結果を出力する処理をいう。 |
答え : エ
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平成22年12月修了試験 問21
ア | オーバレイ |
---|---|
イ | スワッピング |
ウ | タイムスライシング |
エ | リアルタイム処理 |
答え : ウ
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平成22年7月修了試験 問15
マルチプロセッサ環境で動作するOSの特徴に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | 疎結合マルチプロセッサシステムでは,主記憶とデータを共有する。 |
---|---|
イ | 疎結合マルチプロセッサシステムでは,主記憶に存在する物理的に一つのOSによって制御される。 |
ウ | 密結合マルチプロセッサシステムでは,各タスクはどのプロセッサでも実行できるので,タスク間で同期をとる機能が必要になる。 |
エ | 密結合マルチプロセッサシステムでは,主にジョブやトランザクションなどの一まとまりの仕事の単位で負荷配分が行われる。 |
答え : ウ
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平成22年春期 問20
ア | アプリケーションには,仮想記憶を利用するためのモジュールを組み込んでおく必要がある。 |
---|---|
イ | 仮想記憶は,磁気ディスクにインストールされたアプリケーションだけが利用できる。 |
ウ | 仮想記憶を使用していても主記憶が少ないと,アプリケーション利用時にページフォールトが多発してシステムのスループットは低下する。 |
エ | 仮想記憶を利用するためには,個々のアプリケーションで仮想記憶を使用するという設定が必要である。 |
答え : ウ
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平成21年6月修了試験 問19
スプーリング機能を使用してプリンタ出力を行うシステムがある。次の条件を満たすためには,スプーリングファイルは少なくとも何Mバイト必要か。
〔条件〕
(1)1ジョブ当たりの印刷データ量は,2Mバイトである。
(2)スプーリングファイルでは,データが50%に圧縮される。
(3)1時間当たり100ジョブを処理する。
(4)最大5時間はプリンタの停止に耐えられる。
〔条件〕
(1)1ジョブ当たりの印刷データ量は,2Mバイトである。
(2)スプーリングファイルでは,データが50%に圧縮される。
(3)1時間当たり100ジョブを処理する。
(4)最大5時間はプリンタの停止に耐えられる。
ア | 100 |
---|---|
イ | 250 |
ウ | 500 |
エ | 1000 |
答え : ウ
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平成21年6月修了試験 問20
仮想記憶におけるページ置換えアルゴリズムとしてFIFO方式を採用する。主記憶のページ枠が3で,プログラムが参照するページ番号の順序が,4,3,2,1,3,5,2のとき,ページインは何回行われるか。ここで,初期状態では主記憶にどのページも存在しないものとする。
ア | 2 |
---|---|
イ | 3 |
ウ | 5 |
エ | 6 |
答え : ウ
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平成21年春期 問19
リアルタイムシステムをハードリアルタイムシステムとソフトリアルタイムシステムとに分類したとき,ハードリアルタイムシステムに該当するものはどれか。
ア | Web配信システム |
---|---|
イ | エアバッグ制御システム |
ウ | 座席予約システム |
エ | バンキングシステム |
答え : イ
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