FIFO 【First-In First-Out】 LILO / Last-In Last-Out / 先入先出法 / 先入れ先出し

概要

FIFO(First-In First-Out)とは、複数の対象を取り扱う順序を表した用語で、最初に入れたものを最初に取り出す(先に入れたものを先に出す)方式のこと。

複数の対象をを作って待機させ順番に処理する際に、に入った順番通りにから取り出すような構造や手順のことを意味する。窓口などで人々が行列に並んで待ち、早く来た順に呼び出されるのと同じ方式である。

コンピュータ上でデータ群を一定の形式やルールで格納するデータ構造のうち、データを一列に並べてFIFOで出し入れするものを「キュー」(queue)という。FIFO方式でデータなどを取り扱うことを「キューイング」(queueing)ということがある。

これに対し、積み上げられた座布団のように、最初に入れたものを最後に出す(先に入れたものを後に出す)方式のことは「LIFO」(Last-In First-Out)「FILO」(First-In Last-Out)、あるいは「先入れ後出し」などという。

(2023.2.16更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる