サブフォルダ 【subfolder】

概要

サブフォルダ(subfolder)とは、あるサブフォルダの内部に含まれる別のサブフォルダのこと。通常は直接含まれるもの(子サブフォルダ)のみを指すが、二階層(孫サブフォルダ)より下に含まれるすべてのサブフォルダを含む場合もある。

フォルダ(folder)とは、原義の「紙ばさみ」のように、コンピュータ上の機能や情報、ストレージ上のファイルなどを格納する保管場所のことを指す。フォルダ内にはストレージ上のファイルなどが置かれるが、フォルダの中にフォルダを作成できる場合があり、あるフォルダの中に作成されたフォルダのことをサブフォルダという。

サブフォルダを作成できる場合はその中にさらにサブフォルダを作成して入れ子状にすることができる。あるフォルダに直接作成されたサブフォルダを「子フォルダ」、その中に作成されたサブフォルダを「孫フォルダ」のように呼び分ける場合もある。システムによって一つのフォルダに作成できるサブフォルダの数や、階層の深さの上限が決まっていることが多く、これを超える数や深さのサブフォルダは作れない。

ファイルシステムはドライブルートなど一つの頂点から段階的に枝分かれする木構造となっている。どのフォルダも一つ以上の子フォルダを持つことができ、自身の親フォルダは常に一つとなる。頂点からフォルダの親子関係を辿って特定のファイルフォルダまでの経路を表した所在表記を「パス」(path)という。

(2021.4.28更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。