renコマンド 【ren command】 renameコマンド / rename command

概要

renコマンド（ren command）とは、Windowsのコマンドプロンプトで用いられるコマンドの一つで、ファイル名を変更するもの。コマンド名は「ren」でも「rename」でもよい。

「ren ファイル名 新しいファイル名」で、指定したファイルの名前を新しいものに書き換える。ファイルの指定にパスを使用してカレントディレクトリではない場所にあるファイルを指定することもできる。

ワイルドカードで複数のファイルを一括指定し、特定の箇所を同じように変更することもできる。例えば、「ren *.csv *.txt」のように指定すると、拡張子が「.csv」のファイルの拡張子を「.txt」に変更する。また、「ren myfile.htm *.htm」とすると、「myfile.htm」を「myfile.html」に変更する。ファイル名が長い場合などに、同じファイル名を二度繰り返して入力しなくてもよくなる。

(2023.12.28更新)

他の辞典による解説 （外部サイト）

この記事の著者 ： (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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