読み方 : アトリブコマンド

attribコマンド【attrib command】

attribコマンドとは?

Windowsコマンドプロンプトで利用できるコマンドの一つで、ファイルフォルダディレクトリ)に設定された属性を表示したり変更したりするもの。
attribコマンドのイメージ画像

基本的な書式は「attrib [属性] ファイル名 [オプション]」である。属性を省略するとそのファイルに現在設定されている属性が表示される。各属性はアルファベット1文字で表し、文字の前に「+」を付けると属性を付与し、「-」を付けると解除する。

指定できる属性として、読み取り専用を表す「r」、バックアップ対象かどうかを管理する「a」(アーカイブ)、オペレーティングシステム(OS)の動作に必要なファイルを示す「s」(システムファイル)、通常の操作では表示されない「h」(隠しファイル)、検索インデックスの対象外とする「i」(非インデックス対象)などがある。属性名は大文字と小文字を区別しない。例えば「attrib +r example.txt」と実行すると、「example.txt」に読み取り専用属性が設定される。

オプションとして「/s」を付けると、指定フォルダ以下のサブフォルダを含む全ファイル再帰的に処理でき、「/d」を付けるとフォルダ自体も操作対象となる。ファイル名ワイルドカード「*」を使えば複数ファイルをまとめて処理することも可能である。シンボリックリンクに対しては既定でリンク先のファイルが操作対象となるが、「/l」を付けるとリンクファイル自体の属性を変更できる。

attribコマンドはMS-DOSの時代から提供されている古いコマンドで、Windows 10Windows 11でも引き続き利用できる。エクスプローラーのプロパティ画面では操作できない属性も変更できるため、システム管理バッチファイルによる自動化処理などで用いられることが多い。

(2026.7.7更新)

主なWindowsコマンド

他の辞典等による「attribコマンド」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。