リネーム 【rename】
概要
リネーム(rename)とは、改名する、名前をつけ直す、という意味の英単語。ITの分野では、コンピュータ上で扱う対象について、内容や位置はそのままで名前やラベル、識別子を別のものに変更することを指す。単にリネームといった場合は、ストレージ(外部記憶装置)上に保存されているファイルやディレクトリ(フォルダ)などの名前を変更することを意味することが多い。ファイル名やディレクトリ名の変更機能はオペレーティングシステム(OS)の標準操作の一つとして用意されている。
Windowsでは、改名したいファイルのアイコンを選択状態にした後、ファイル名の部分をクリックあるいはタップするか、F2キーを押すと新しいファイル名を入力可能な状態となる。キーボードなどから新しい名前を入力して確定すると変更が完了する。コマンドプロンプトからrenコマンドでも改名できる。
LinuxなどのUNIX系OSでは、ファイルを移動するmvコマンドで移動先を指定せず、「mv 古いファイル名 新しいファイル名」のようにするとファイル名を改めることができる。renameコマンドというリネーム専用のコマンドも用意されている場合もあり、一定のルールに従って複数ファイルを一括改名することもできる。
(2024.2.18更新)