OPAC 【Online Public Access Catalog】

概要

OPAC(Online Public Access Catalog)とは、図書館の蔵書目録をコンピュータシステムに登録し、利用者などが検索できるよう公開したもの。従来の紙のカードによる目録に代えて全国の公共図書館や大学図書館などに導入されている。

OPACはその図書館が収蔵している書籍などの資料の書名や著者名、分類番号、館内での所在などの情報を登録したデータベースで、館内に設置された専用の端末から知りたい情報のキーワードなどを用いて書籍を探したり、特定の書籍の貸出状況を調べたりすることができる。

インターネットを通じて家庭などのパソコンから検索・閲覧できるよう専用のWebサイトWebOPACとも呼ばれる)を公開している図書館もある。大学図書館のOPACは国立情報学研究所によって情報の集約、相互接続がわれ、「NACSIS Webacat」という統一システムから施設横断的に検索することができる。

(2022.7.7更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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