プリアンブル 【preamble】
概要
プリアンブル(preamble)とは、デジタル通信で受信側に「これからデータが送られてくる」ことを知らせるためにデータ本体に先立って送信される、決まったパターンのビット列のこと。“preamble” の原義は序文、前置きなどの意。通信規格などで規定された常に変わらない特定のビット列で、受信側では回線を流れる信号を監視中にこのパターンを受信するとデータを受け取る準備を開始する。
イーサネット(Ethernet)の10BASE-Tでは、二進数の「10」を31回繰り返し、最後に「11」を加えた「101010…1011」という64ビット(8オクテット)のパターンがプリアンブルとして規定されている。プリアンブルに続いてフレームの先頭が送られてくる。
(2020.1.28更新)