ネットワーク化【networking】ネットワーキング
概要

IT分野におけるネットワーク化とは、コンピュータや情報機器、周辺機器などを構内ネットワーク(LAN)やインターネットなどの広域回線網(WAN)に接続し、相互にデータの送受信や機能の利用を行えるようにすることである。各機器が単体で動作する「スタンドアローン」(standalone)の状態に比べ、利便性や効率性が高まる。
また、従来はコンピュータに直接接続して使うのが一般的だったプリンタやストレージなどの周辺機器を、単独でネットワークに接続し、ネットワーク経由で利用できるようにすることも「ネットワーク化」と呼ぶことがある。複数のコンピュータが共通の装置を必要に応じて利用できるようになり、機器の設置場所の自由度が高まるほか、台数の増減や構成の変更にも柔軟に対応できる。
近年では、家電製品や産業機械など従来は通信機能を持たなかった機器に通信機能を搭載してネットワークに接続する「IoT」(Internet of Things)もネットワーク化の一形態として広がっている。クラウドサービスの浸透に伴い、自社内に構築した機器だけでなく、外部のサーバやストレージをネットワーク経由で利用する形態も一般化しており、ネットワーク化の対象は組織外の資源にも及んでいる。
IT分野以外では、同じ業種や職種、同じ地域といった共通の属性を持つ人や組織が互いに繋がりを持ち、情報の交換や仕事の受発注を行ったり、共通の利益のために互助組織を設立・運営したりする活動をネットワーク化と呼ぶことが多い。この場合の「ネットワーク」は通信網ではなく、人や組織同士の繋がりが網状に広がる様子を表している。
(2026.6.26更新)