ネットワーク化 【networking】 ネットワーキング

概要

ネットワーク化(networking)とは、単独で活動していた機器や人、組織などを相互につなげ、情報や依頼などをやり取りできるようにすること。IT分野では機器を通信ネットワークで結ぶことを指す。

コンピュータ情報機器周辺機器などを構内ネットワークLAN)やインターネットなどの広域回線網(WAN)に接続し、相互にデータのやり取りや機能の利用をえるようにすることを指す。それぞれが単体で存在(スタンドアローン)するよりも利便性や効率性が増す。

また、コンピュータに付属するのが一般的だったプリンタストレージといった装置や機器を単体でネットワークに接続し、ネットワーク経由で機能を利用できるようにすることをネットワーク化と呼ぶこともある。ネットワーク上の様々な機器から共通して利用できるようになり、台数の増減など構成の変更も柔軟にえるようになる。

IT分野以外では、同じ業種や職種、同じ地域といった共通の属性を持つ人や集団、組織などが互いに繋がりを持ち、情報の交換や仕事の受発注をったり、共通の利益のために互助組織を設立するといった活動のことをネットワーク化と呼ぶことがある。

(2023.5.9更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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