バッテリー駆動時間 【battery run-time】

概要

バッテリー駆動時間(battery run-time)とは、携帯型の機器の内蔵充電池(バッテリー)がフル充電された状態で、外部電源を取り外してから電池が空になるまでの連続稼働時間の平均ノートパソコンスマートフォンなどの情報機器では数時間から十数時間程度が一般的となっている。

コンピュータ製品は使用する環境や方法により消費電力が大きく変化するため、実際の稼働時間は厳密に言えば毎回異なる。カタログなどに掲載される駆動時間は平均的な利用者像や利用方法を想定して一定の操作や動作をった場合の参考値として理解する必要がある。

また、測定方法などはメーカーにより異なるため、同種の製品の駆動時間を異なるメーカー間で単純比較することはできないが、ノートパソコンについては業界団体などが計測方法の標準を定めており、メーカー間でも同じ基準で比較することができる。日本では電子情報技術産業協会JEITA)の定めた「JEITAバッテリ動作時間測定法」が普及している。

(2018.12.14更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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