APKファイル 【Android application package】 .apkファイル

概要

APKファイル(Android application package)とは、プログラムの実行ファイル形式の一つで、Andoroidアプリケーションを格納するためのもの。アプリの配布で一般的に用いられる形式で、標準のファイル拡張子は「.apk」。

スマートフォンタブレット端末などに用いられているAndroid OSはAPKファイルを読み込んで内部のソフトウェアを端末にインストール(導入)する機能があり、開発されたAndroidアプリはAPKファイルの形で配布される。

APKファイルはJavaアプリケーションの配布に用いられるJAR形式(.jarファイル)に似た構造で、Zip形式で圧縮された書庫ファイルになっており、内部には規定の形式で命名・配置された複数のファイルやフォルダが格納されている。

これにはアプリ本体のプログラムファイルの他に、設定などを記述したファイルや、プログラムが利用するアイコン画像などのリソースファイル、開発者の身元を示すデジタル証明書などが含まれる。

(2020.1.27更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。