FOTA 【Firmware Over-The-Air】

概要

FOTA(Firmware Over-The-Air)とは、スマートフォンなどの携帯機器や車載機器のファームウェア無線通信によって配布・更新すること。

ファームウェアハードウェアの基本的な制御機能などを提供する特殊なシステムソフトウェアの一種で、コンピュータに内蔵された不揮発メモリなどに記録されている。

従来、ファームウェアの更新は利用者パソコンなどで提供元から取り寄せて機器にUSBケーブルを介して送り込んだり、販売店などのスタッフが専用のメンテナンス用機器などを通じてう必要があった。

FOTA対応の機器ではWi-Fi無線LAN)や移動体データ通信(携帯電話網)などで製造元からファームウェアの最新版を直接入手してインストールすることができる。利用者の手間が軽減され、更新のし忘れを防止することができる。

(2020.2.3更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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