読み方 : はちケーかいぞうど
8K解像度【8K/4K】8Kテレビ/8K放送
概要

画素数が多いほど映像は緻密になり、人の肌や自然の風景の質感、遠景の細部まで克明に描写できる。同一の画面サイズで比較すると画素間の間隔が縮まるため、輪郭や階調の滑らかさが増し、拡大して見た場合の粗さも抑えられる。近距離での視聴ほど、この精細さの差は表れやすい。
8K解像度を扱うには高精細対応の表示装置や処理性能の高い映像機器が必要であり、データ量が大きいことから伝送や保存にも高い帯域幅と容量を要する。画素の微細化や信号処理の高度化に伴い製造コストも上がり、普及初期は各社の最上位機種に限られていたが、液晶や有機EL(OLED)の技術進歩により選択肢は徐々に広がっている。映像配信や編集では、データ量を抑えるための圧縮技術の活用が前提となる。
日本ではNHKが「スーパーハイビジョン」の名称で技術開発と普及を推進し、2016年にBS衛星放送で試験放送を、2018年12月からは「BS8K」チャンネルで世界初の本放送を開始した。スポーツの中継や舞台、ドキュメンタリーなど超高精細なコンテンツが日常的に送出されている一方、民放では事業の採算性が合わずに8Kの導入どころか既存のBS4K放送ですら全局撤退が決まっており、放送映像の高精細化は曲がり角を迎えている。
(2026.6.22更新)
関連用語
関連リンク (外部サイト)
他の辞典等による「8K解像度」の解説 (外部サイト)
本ページを参照・引用している文書・論文など (外部サイト)
- 独立行政法人日本芸術文化振興会委託事業 PwCコンサルティング「文化芸術活動におけるデジタル技術の活用による表現活動等の先行事例調査 調査報告書
」(PDFファイル)にて引用 (2023年5月)
- 福岡県宗像市「第4次宗像市情報化計画
」(PDFファイル)にて引用 (2015年3月)