サブネット化 【subnetting】 サブネッティング / サブネット分割
概要
サブネット化(subnetting)とは、ネットワークの管理単位をより小さい単位に分割すること。通常は、単一のIPネットワークをより小さなサブネットに分割し、同じネットワークのアドレスや機器の数を減らす操作を指す。大きな組織などが広大なIPアドレス空間を単一のネットワークとして運用すると、DHCPなどで発生するブロードキャスト(一斉配信)通信がすべての端末へ届いてしまい、通信効率が低下しやすくなる。
このような場合に、IPアドレスのネットワーク部を拡張しホスト部を削減することで、小さな複数のサブネットに分割することをサブネット化という。サブネット間はルータを経由して結ばれるようになるため、不要なブロードキャストなどを遮断することができ、部署などを単位とするアクセス制御なども行いやすくなる。
これに対し、複数のサブネットを統合して単一の大きなネットワークにすることをスーパーネット化(スーパーネッティング)という。
(2018.12.12更新)