ゲートウェイ【gateway】GW

概要

ゲートウェイとは、ネットワーク機器の一種で、伝送方式やプロトコル(通信規約)などが異なるネットワーク間の中継を行うもの。特に、最上位層のプロトコルやデータ形式の違いに対応できるものを指すことが多い。
ゲートウェイのイメージ画像

伝送媒体などの違いだけでなく、異なるプロトコルやアドレス体系、データ形式などを相互に変換し通信できるようにする。プロトコル階層でいうネットワーク層(インターネット層)より上位の、個別のアプリケーションのためのプロトコルでデータ形式の変換に対応する。

LAN(構内ネットワーク)とWAN(広域通信網)など、異なるネットワークの境界に設置されることが多い。専用の機器として提供されるものもあれば、サーバなど汎用コンピュータ上のソフトウェアとして実装されたものもある。プロキシやファイアウォールなど他の機能を兼ねている製品も多い。

異なるネットワーク間を結んで透過的に音声通話ができるようにするVoIPゲートウェイや、遠隔地のネットワークまで仮想的な伝送路を設けて構内ネットワーク(LAN)と同じように透過的に通信できるようにするVPNゲートウェイなど、個別のアプリケーションや機能のために用いられることが多い。

一方、物理層やリンク層のレベルで機器やネットワークを接続・中継する機器にはハブやブリッジ、リピータ、ネットワークスイッチ、無線アクセスポイントなどがある。また、共にIP(Internet Protocol)を用いるネットワーク同士を接続・中継する機器はルータという。文脈により、ゲートウェイと呼ばれているが実際にはルータであるような場合(デフォルトゲートウェイなど)もある。

他の辞典等による「ゲートウェイ」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「ゲートウェイ」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
【平26秋】 携帯電話の電子メールをインターネットの電子メールとしてPCで受け取れるようにプロトコル変換する場合などに用いられ、互いに直接通信できないネットワーク同士の通信を可能にする機器はどれか。
▼ 基本情報技術者試験
【令3修1/平31春/平29春/平28修1/平26修1/平24修6/平23修1/平21修7】 OSI基本参照モデルのトランスポート層以上が異なるLANシステム相互間でプロトコル変換を行う機器はどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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