ウェイクアップ機能 【wake up】

概要

ウェイクアップ機能(wake up)とは、コンピュータなどの電子機器の電源制御機能の一つで、遠隔からの信号を受信して自動的に起動やスリープ解除をうもの。

ネットワークインターフェースUSBコントローラなどの装置とオペレーティングシステムOS)が連携して動作する機能で、遠隔の機器から信号線を通じて特定な信号を受信すると、スリープモードを解除して復帰したり、電源オフ状態から起動することができる。

パソコンなどの機器では、USB接続されたマウスキーボードのボタンを押すことでスリープ解除する機能が一般的に利用されている。プリンタなどの周辺機器にも、パソコンなどからの信号を受信すると省電力モードを解除して要求を受け付けられるようにする機能がある。

パソコン製品などの企業向けの機種の中には、イーサネットEthernet)を通じて特殊なデータマジックパケット)を受け取ると自動的にコンピュータを起動する「WOL」(Wake On LAN)に対応したネットワークインターフェースを備えたものもある。

(2023.12.23更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる