ウェイクアップ機能 【wake up】

概要

ウェイクアップ機能(wake up)とは、コンピュータなどの電子機器の電源制御機能の一つで、遠隔からの信号を受信して自動的に起動やスリープ解除を行うもの。

ネットワークインターフェースやUSBコントローラなどの装置とオペレーティングシステム(OS)が連携して動作する機能で、遠隔の機器から信号線を通じて特定な信号を受信すると、スリープモードを解除して復帰したり、電源オフ状態から起動することができる。

パソコンなどの機器では、USB接続されたマウスやキーボードのボタンを押すことでスリープ解除する機能が一般的に利用されている。プリンタなどの周辺機器にも、パソコンなどからの信号を受信すると省電力モードを解除して要求を受け付けられるようにする機能がある。

パソコン製品などの企業向けの機種の中には、イーサネット(Ethernet)を通じて特殊なデータ(マジックパケット)を受け取ると自動的にコンピュータを起動する「WOL」(Wake On LAN)に対応したネットワークインターフェースを備えたものもある。

(2023.12.23更新)

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