USBコントローラ 【USB controller】

概要

USBコントローラ(USB controller)とは、USBによる通信うための制御を半導体チップパソコンなどホスト側の機器に内蔵される。

USBコネクタを通じた信号の送受信を制御するためのICで、CPUからの指示を受けて接続された機器へデータを送信したり、データを受信したことをCPUに通知したりする。

組み込み機器など向けの単体のコントローラチップも開発・製造されているが、パソコンなどの場合にはCPUチップセットなどの機能の一部として内蔵されていることが多い。

USBの世代により具体的な呼称は異なる。USB 1.0/1.1向けには互いに仕様の異なるOHCIOpen Host Controller Interface)とUHCIUniversal Host Controller Interface)が併存していたが、USB 2.0向けでは仕様が統一されEHCIEnhanced Host Controller Interface)と呼ばれるようになり、USB 3.0/3.1ではxHCIExtensible Host Controller Interface)が用いられる。

(2018.8.19更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる