USBコントローラ 【USB controller】

概要

USBコントローラ(USB controller)とは、USBによる通信を行うための制御を行う半導体チップ。パソコンなどホスト側の機器に内蔵される。

USBコネクタを通じた信号の送受信を制御するためのICで、CPUからの指示を受けて接続された機器へデータを送信したり、データを受信したことをCPUに通知したりする。

組み込み機器など向けの単体のコントローラチップも開発・製造されているが、パソコンなどの場合にはCPUやチップセットなどの機能の一部として内蔵されていることが多い。

USBの世代により具体的な呼称は異なる。USB 1.0/1.1向けには互いに仕様の異なるOHCIOpen Host Controller Interface)とUHCIUniversal Host Controller Interface)が併存していたが、USB 2.0向けでは仕様が統一されEHCIEnhanced Host Controller Interface)と呼ばれるようになり、USB 3.0/3.1ではxHCI(Extensible Host Controller Interface)が用いられる。

(2018.8.19更新)

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