APM 【Application Performance Management】 アプリケーションパフォーマンス管理
概要
APM(Application Performance Management)とは、情報システムの稼動状態を利用者側の視点から監視し、問題点の把握や原因究明などを素早く行うこと。特に、専用のソフトウェア(APMツール)を用いてこれを自動的あるいは効率的に実施すること。従来のシステム監視は開発者や運用者の視点から、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフト、サーバコンピュータ、ネットワーク機器など、システムを構成する個別の要素をそれぞれ監視する手法が一般的だった.
APMでは利用者や顧客がシステムを正常に利用できるかを監視し、性能の低下や応答の遅延、機能の停止などをいち早く検知して、影響範囲の特定や原因箇所の探索などを行う。APMツールはこれを実現する監視システムで、ユーザーインターフェース側から定期的に応答時間などを測定して蓄積することができる。
(2024.1.21更新)