タンデムシステム【tandem system】

それぞれの装置は、前の装置が処理したデータを受け取り、自らの役割である処理を行い、後の装置に渡す。バケツリレー式に流れ作業を行うことで、負荷分散や全体としての性能の向上を図ることができる。装置を並列に並べる方式とは異なり、耐障害性を高める効果は期待できない。
主装置の手前で前処理を行うものを「フロントエンドプロセッサ」(FEP:Front-End Processor)、主装置の次に後処理を行うものを「バックエンドプロセッサ」(BEP:Back-End Processor)のように呼ぶ場合もある。
(2019.12.3更新)