読み方 : ピーディーユー

PDU【Power Distribution Unit】

概要

PDUとは薄型のコンピュータなどを積み重ねて設置することができる専用の棚(サーバラック)に備え付ける電源タップラック内の複数の機器へ電力を分配するための装置で、データセンターなどで用いられる。
PDUのイメージ画像

データセンターでは多数の機器を限られた空間に収容するため、壁面コンセントへの個別接続では配線が複雑化し、過負荷の把握も難しくなる。各ラックごとにPDUを設置してそこから個別の機器へ電気を分配することで、配線を整理し、回路ごとの電力管理をまとめて行える。

出力側にはサーバストレージネットワーク機器向けのコンセントが複数並び、入力電圧は国内では100Vや200Vに対応した製品が使われる。200V型は施設内の200V用コンセントに接続する製品である。家庭用の電源タップと仕組みは似ているが、より大きな電力を安定して扱えるよう設計されており、耐久性や安全性がはるかに高い。コンセントはコンピュータなどでよく使われる3芯のアース付きプラグが差し込める形状になっている。

端に電源スイッチが付いており、すべてのコンセントへの給電をまとめてオン・オフ切り替えできる。遠隔から制御システムでコンセントごとにオン・オフできる機種もある。供給した電力量や温度などを計測し、備え付けの小型ディスプレイで表示したり、ネットワークを通じて管理システムへ報告するなど高度な監視機能を備えたものもある。

(2026.4.23更新)
 

他の辞典等による「PDU」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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