読み方 : ワンユーサーバ
1Uサーバ【1U server】
1Uサーバとは?
19インチラックの1区画(1U)にちょうど収まるよう設計された、高さ1.75インチ(約44.5mm)の薄型サーバコンピュータ。ラックマウント型サーバの一種で、平たい直方体の形状から「ピザボックス型サーバ」とも呼ばれる。

業務用サーバや通信機器を収容するラック(棚)には、旧EIAが標準化した19インチラック規格が広く用いられている。このラックは幅が約482.6mmに統一されており、高さ方向は1.75インチを1区画として積み重ねる構造になっている。この1区画の単位を「U」(ユニット)と呼び、2区画分の高さであれば「2U」、4区画分であれば「4U」と表記される。
1Uサーバはこの1区画に収まるよう設計されており、ラックに隙間なく搭載することで高密度な配置が実現できる。奥行きについては規格上の定めがなく製品によって異なるが、概ね500mm〜800mm程度のものが多い。42Uラックであれば理論上42台を収容できるため、Webサーバや仮想化基盤など、大量の計算資源を高密度に配置したい用途で広く採用されている。
筐体が薄いことから内部空間に余裕が少なく、搭載できる拡張カードやストレージ装置の数は2Uや4Uのサーバより少ない。また、内部に熱がこもりやすいため、小型の高速ファンを複数並べて前面から背面へ強制排気する構造の製品が多く、稼働時の動作音は大きくなる傾向がある。専用の空調設備を備えたサーバルームやデータセンターでの運用が前提となる。
近年ではコンポーネントの小型化が進み、マルチコアCPUや大容量メモリ、高速SSDを搭載した高性能な1Uサーバが普及している。電源ユニットの冗長化に対応した製品も一般的になっており、省スペース性と処理能力、信頼性を兼ね備えたサーバ形態として定着している。