IPMI 【Intelligent Platform Management Interface】

概要

IPMI(Intelligent Platform Management Interface)とは、遠隔からネットワークを通じてコンピュータのハードウェアの状態を監視したり、管理のための操作を行なうための標準インターフェース規格。対象の電源がオフでも利用できる。

IPMIに対応したサーバには、BMCBaseboard Management Controller)と呼ばれる独立した管理用ICチップが内蔵されており、オペレーティングシステム(OS)などを経由せず、ネットワークを通じて管理用端末のシステム監視ソフトなどと直接通信することができる。

遠隔からCPUなど内部の各装置の状態を監視したり、電源のオン/オフや再起動などハードウェアの操作を行なうことができる。画面表示を丸ごと転送して管理側で操作することができ、BIOS/UEFIの設定変更やOSのインストールなども遠隔から行うことができる。

(2020.2.4更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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