KVMケーブル 【KVM cable】
KVMスイッチは複数のコンピュータの入出力を受け付け、一組のキーボード(Keyboard)、ディスプレイ(Video)、マウス(Mouse)のセットで切り替えて使用できるようにする中継機器で、多数のコンピュータを管理者が一人で操作するサーバルームなどで利用される。
KVMスイッチの入出力装置側はキーボードやディスプレイを接続するための一般的なコンピュータの入出力端子が一組並んでいるが、コンピュータ側は接続可能な台数の分だけ独自仕様の統合端子が並んでいる設計の製品が多い。
この統合型の端子とコンピュータを結ぶケーブルがKVMケーブルで、スイッチ側は単一の統合端子、コンピュータ側はドングルなどの分岐器を介して枝分かれし、PS/2端子やUSB端子、VGA端子、DVI端子などコンピュータ筐体の入出力ポートに差し込むコネクタがついている。
(2020.11.10更新)