上付き文字 【superscript】

概要

上付き文字(superscript)とは、文字を表示する際、「x2」のように基準となる位置よりも上にずらして表示される文字のこと。

数学では「e」のように冪乗を表すのによく用いられる。化学では「Ca2+」「Cl-」のようにイオン価数の表示で馴染み深い。

他に、「Blu-ray DiscTM」「Microsoft®」のように商標表示などに用いられたり(下付き表示にする場合もある)、「補足は注釈に書く。*1」「ウィキペディアの記述には出典の記載が求められる。[要出典]」のように脚注参照や注釈の表記に用いられることがある。

HTMLではsup要素を使い、<sup>と</sup>で囲んだ文字が上付き文字として表示される。Unicodeでは、小さい「0」を上付きの位置に置いた「⁰」(U+2070:SUPERSCRIPT ZERO)のように、数字や一部のアルファベットについて上付き文字が定義されている。

(2020.8.7更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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