meta要素 【meta element】 metaタグ / meta tag
概要
meta要素(meta element)とは、Webページの記述に用いるHTMLで定義された要素(タグ)の一つで、そのページについての様々な情報(メタ情報)を記述するためのもの。ページ先頭のヘッダ領域(headタグで囲まれた部分)に記載され、主に他の要素で定義されていない種類の情報を記述するのに用いられる。一般的な形式は <meta name=“項目名” content=“内容”> で、name属性で示された項目の内容をcontent属性に記載する。項目は書き手が自由に設定することができるが、受信側が解釈できないものは単に無視される。
よく用いられるのは検索エンジンにページについての情報を提供する用途で、主なname属性として、ページの説明や要約を表す “description”、関連する単語やフレーズを知らせる “keywords”、ロボット(クローラー)の挙動を指定する “robots”、著作権者を記述する “copyright”、著者を記述する “author” などがある。
また、Webコンテンツの伝送に用いられるHTTPのヘッダ項目(HTTPヘッダ)と等価な内容を指定することもでき、 <meta http-equiv=“ヘッダ名” content=“内容”> という書式を用いる。HTTPヘッダで定義されている “Content-Type” “Pragma” “Cache-Control” “Expires” “Refresh” などを指定することができる。
HTML5ではページの文字コードを指定するためだけに用いられるcharset属性が追加され、ヘッダ冒頭などで <meta charset=“UTF-8”> のように指定する。
(2019.8.29更新)