rowspan属性 【row span attribute】
概要
rowspan属性(row span attribute)とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、表(テーブル)のセルを何行分の高さにするか指定するもの。複数の行にまたがる縦長のセルを作ることができる。HTMLには表を作図する機能があり、tableタグの中にtrタグを記述すると行を作成でき、trタグの中にtdタグあるいはthタグ(見出し用)を記述するとセル(項目)を作成することができる。セル内には任意のコンテンツを置くことができる。
rowspan属性は垂直方向のセルの結合数を指定する属性で、自然数を指定する。2以上の値を指定すると、指定した数だけ下にあるセルを結合していき、一つの縦長のセルにすることができる。省略時の値は「1」で、結合せず高さ1行分のセルとなる。
一方、colspan属性(column:列)を指定すると、水平方向(右方向)に指定の列数だけセルを結合して横長のセルを作り出すことができる。rowspan属性と両方指定することもでき、指定の列数、行数だけセルを結合した大きなセルを作り出すことができる。
列1 | 列2 | 列3 | |
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行1 | 無指定 | rowspan=2 | rowspan=3 |
行2 | |||
行3 |
(2023.5.16更新)