paddingプロパティ 【padding property】
div要素など、内部に他の要素を組み入れることができる要素に指定でき、要素の外周(境界)から内部の要素までの距離を指定できる。書式は「padding: 空白の幅」で、幅はピクセル(px)や当該要素の幅や高さに対するパーセンテージ(%)、文字幅に対する割合(emやrem)などを用いることができる。
値は1つから4つまで指定することができ、1つの場合は四辺のすべてに同じ空白を設ける。2つの場合は1番目が上下、2番目が左右の空白に適用される。3つの場合は1番目が上、2番目が左右、3番目が下となる。4つの場合は先頭から順に上、右、下、左を表す。
いずれか一辺についてのみ指定したい(他の辺の現在の指定状態を変更したくない)場合には、「padding-top」(上辺のみ)、「padding-right」(左辺のみ)、「padding-bottom」(下辺のみ)、「padding-left」(左辺のみ)の各プロパティを設定する。
一方、要素の境界の外側に空白を設定したい場合はmarginプロパティを指定する。要素が周囲の他の要素とどのくらい離れているかを指定するもので、コンテナ要素だけでなくテーブルセル以外のほとんどの要素で有効である。
(2022.1.23更新)