head要素 【head element】 headタグ / head tag / HTMLヘッダ

概要

head要素(head element)とは、HTMLで定義されている要素(タグ)の一つで、そのページについての制御情報(メタデータ)を記述するヘッダ領域を定義するもの。html要素の直下に最初に記述する。

HTMLでは一枚のページ全体をhtml要素で囲み、その内部にはhead要素、body要素がこの順に並んでいる。head要素は制御情報を記した「ヘッダ」(header)と呼ばれる領域で、内容はページ上に描画されない。描画する要素はbody要素の内部に記述する。

head要素の内部には、外部CSSファイルや前後のページなどを対応付けるlink要素や、スタイルシートCSS)を記述するstyle要素、JavaScriptの記述や読み込む外部スクリプトファイルを指定するscript要素メタデータを記述するmeta要素などを記述する。

ページ上部にサイト名やグローバルメニューサイト内検索フォームなどを並べた領域を設け、これを「ヘッダ」と呼ぶこともあるが、これはページ上に表示する内容であるためhead要素ではなくbody要素に記述する。HTML5では表示するヘッダ領域を定義する要素として「header要素」が規定されている。

(2023.11.21更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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