height属性【height attribute】

概要

height属性（height attribute）とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、要素の表示上の高さを指定するもの。幅を指定するwidth属性とセットで指定することが多い。

height="100"のように指定すると、その要素を高さ100 ピクセルとして表示する。img要素の画像のように元のコンテンツ自体に高さが存在する場合、自動的に拡大・縮小されて表示される。その場合、height属性が無指定の場合は本来の高さで表示される。

HTML5で指定可能な要素にはimg要素、input要素、iframe要素、video要素、canvas要素、embed要素、object要素がある。以前の規格ではtd要素やth要素、applet要素にも指定でき、height="100%" のように親要素に対するパーセンテージで指定することもできた。

要素の表示上の高さはCSS（スタイルシート）のheightプロパティでも指定することができ、ピクセルやパーセンテージ以外の指定方法も用意されている。現在では要素の見た目の指定はCSSにより指定するのが原則とされ、height属性の使用は推奨されない。

(2023.11.21更新)