rel属性 【relationship attribute】
概要
rel属性(relationship attribute)とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、外部の他の資源との関連性(relationship)を示すもの。a要素やlink要素などで用いられる。ハイパーリンクやファイルの読み込み、フォーム投稿のように、ページと他の資源を結びつける要素に設定される属性で、指定先の資源とどのような関係にあるのかを示すことができる。
例えば、head要素内で <link rel=“stylesheet” href=“style.css”> のように指定すると、style.cssというファイルを読み込んでその内容をスタイルシートとして適用することができる。
多数の値が定義されているが、link要素で用いられる主な値としては、「stylesheet」(CSSファイル)、「next」(次のページ)、「prev」(前のページ)、「canonical」(この文書の複製元である正規のページ)、「alternate」(この文書の別バージョン)、「icon」(アイコン画像ファイル)などがある。
a要素やarea要素(クリッカブルマップ)で用いられる主な値としては、「external」(外部サイトへのリンク)、「nofollow」(クローラーはリンクをたどるな)、「noreferrer」(リンク先に参照元を送信するな)、「opener」(window.openerを指定値に設定)などがある。
(2022.1.25更新)