p要素 【paragraph element】 pタグ / p tag

概要

p要素(paragraph element)とは、HTMLで定義されている要素(タグ)の一つで、文章の段落(paragraph)を表すもの。p要素の開始タグ終了タグで囲われた部分が一つの段落を構成する。

長い文章を記述する際などに、段落分けをうために用いられる。デフォルトでは終了タグにより自動的に空行が挿入されて次の段落や見出しとの間に空間が設けられる。これに加えて、先頭行の最初の文字を字下げしたり、上下に空白を追加するスタイル指定をうことも多い。

内部に別の要素を包含することもでき、文章だけでなく画像や他の要素を加えて一つの段落を構成してもよいが、h1ulのようなブロックレベル要素が現れるとその直前で自動的に閉じられる。その場合は終了タグは必須ではなく省略してよい。

HTML4以前はalign属性で文字の左寄せ(align=“left”)やセンタリング(center)、右寄せ(right)が指定できたが、HTML5では廃止されており、CSSの同等のプロパティ(text-alignなど)を用いることが推奨される。

(2022.1.25更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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