.cssファイル 【Cascading Style Sheet file】

概要

.cssファイル(Cascading Style Sheet file)とは、スタイル記述言語のCSS(Cascading Style Sheet)で書かれたスタイルシートを記録したファイルファイル名の標準の拡張子は「.css」。Webブラウザなどで読み込んでWebページスタイルを適用する。

CSSWebページ上に配置された要素の画面上での表示の仕方(スタイル)を指定するために開発された言語の一つで、HTML文書中にstyleタグstyle属性などの形で埋め込んで記述できるほか、独立した.cssファイルとして保存し、HTML文書からlinkタグhref属性などで読み込んで適用することができる。

サイト内の複数のページで共通するスタイルシートや、外部のサイトサービスから読み込む場合は.cssファイルの形を取る。HTMLファイルには文書の構造のみを記述し、スタイル指定など他の要素は外部から参照する形が望ましいとされており、単一のページで用いるスタイル記述でも.cssファイルに分離することがある。

.cssファイルはテキスト(文字)形式であるため、テキストエディタなどで開いて内容を閲覧したり、人の手で直に記述や編集をなうこともできる。CSSは言語機能があまり充実していないため、開発時にはSaSSSCSS)などの独自の言語でスタイルを記述し、.cssファイルに変換(コンパイル)してWebサイトに掲載するといった手法が用いられることもある。

(2022.3.3更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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