th要素 【th element】 thタグ / th tag / table header
概要
th要素(th element)とは、HTMLで定義されている要素(タグ)の一つで、表(テーブル)を構成する項目(セル)を定義するもの。tr要素の中に並べ、行や列の表題を表示するための項目を作成する。“th” は “table header” の略。HTMLではtable要素で表を作成することができ、tr要素で項目が横に並んだ行を定義する。th要素は行の中にセルを作成する要素の一つで、行や列の先頭に置いて表題を表示するためのものである。多くのブラウザは特に指定がなければ内部の文字を太字で表示してくれる。表題以外のセルにはtd要素を用いる。
最上段を各列の表題が並んだ行にしたい場合は、table要素の下にthead要素を置き、その中にtr要素で行を定義してth要素を並べる。各行の先頭を表題にしたい場合は、各行のtr要素の先頭にth要素を置く。最下段に集計値などを記述する場合などに用いられるtfoot要素でも、tr要素の先頭をth要素にすれば集計値などの表題を表示することができる。
th要素はtd要素と同じくcolspan属性で列幅を、rowspan属性で行数を指定することができる。例えば、colspan="2" とすると右隣のセルを併合した横長のセルを定義することができ、rowspan="2" とすると一段下のセルを併合した縦長のセルを定義することができる。この両方を指定して広いセルを作ることもできる。
(2023.11.22更新)