イメージマップ

概要

イメージマップとは、頭の中の考えを整理して発展させるために描く図。中心に主題を置き、周囲に言葉を並べて線で結んでいく。

大きな白紙を用意して中心にテーマとなる言葉を書き入れる。そこから関連する言葉や連想される言葉を周囲に書き入れ、線で結ぶ。以降、言葉の周囲に関連する言葉を書き入れ、線で結ぶという過程を繰り返し、徐々に図を広げていく。

言葉が増えても見やすいように、丸や四角で囲むと良いとされる。繋がりを表す線は中心から周りに枝分かれしていくが、これに捕らわれず、関連する言葉同士は離れていても線で結んで良い。自由に線を書き入れることで、多くの線が集まっている言葉は重要なキーワードであることが分かる。

頭の中で漠然を考えていることを紙の上に見えるようにする図であるため、論理性や厳密性を問う必要はなく、思いついた言葉を素早く次々に置いていくことが重要であるとされる。発想を豊かにするため、文字だけでなくイラストや写真、図形などを書き入れたり、彩色しても良いとされる。

(2025.3.3更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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