リンクテキスト 【link text】 アンカーテキスト / anchor text
Webページの構成を記述するHTMLでは、aタグ(アンカータグ)で囲んだ範囲を指定されたURLへのリンクにすることができ、閲覧者がマウスクリックやタップなどを行うとリンク先のページに表示が切り替わる。例えば、「<a href="リンク先URL">リンクテキスト</a>」といった記述を行うと、「リンクテキスト」の部分にリンクが設定され、マウスポインタを合わせてクリックするとリンク先URLへジャンプする。
リンクが指定されていない文字と容易に見分けられるように、文字色など見た目の一部を変化させることが多い。Webブラウザの標準設定では、慣例的に青文字に下線(アンダーライン)が引かれた状態で表示され、一度訪問したリンクは文字色が紫に変化する。マウスオーバー(ポインタを合わせる)操作をすると赤色に変化するといった演出を伴う場合もある。
リンクテキストの見た目はWebページ側でCSS(スタイルシート)などを用いて指定可能なため、ページのデザインに適合した文字色や装飾が施される場合もある。ただし、慣用的にリンクテキストは青文字で示されることが多いため、あまりにかけ離れた見た目だと閲覧者がリンクだと気づかない場合もある。
(2018.12.19更新)