size属性 【size attribute】

概要

size属性(size attribute)とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、フォーム入力要素のサイズを指定するもの。input要素やselect要素で用いる。

HTMLではページ上に入力フォームを作ることができ、select要素セレクトボックスを、input要素のtype属性を「text」とすることで一行のテキストボックスを作成することができる。

size属性はselect要素ではオプション表示行数を設定することができ、内部に含まれるoption要素がsize要素で指定した数だけ表示される。オプションが収まりきらない場合は縦スクロールバーが表示され、上下にスクロールすることができるようになる。

一方、テキストボックスを作成するinput要素に指定した場合は、ボックスの表示桁数(横幅)を設定することができる。いわゆる半角文字の文字数を表しており、size="10"ならば10文字分の幅で表示される。入力可能な文字数の上限を指定したい場合はmaxlength属性を指定する。

以前の規格ではfont要素やbasefont要素でフォントサイズを指定したり、hr要素で罫線の太さを指定する属性としても用いられていた。input要素の横幅の指定はCSSスタイルシート)のwidthプロパティでも指定することができ、size属性の使用は推奨されない。

(2023.11.21更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる