size属性 【size attribute】
概要
size属性(size attribute)とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、フォーム入力要素のサイズを指定するもの。input要素やselect要素で用いる。HTMLではページ上に入力フォームを作ることができ、select要素でセレクトボックスを、input要素のtype属性を「text」とすることで一行のテキストボックスを作成することができる。
size属性はselect要素ではオプション表示行数を設定することができ、内部に含まれるoption要素がsize要素で指定した数だけ表示される。オプションが収まりきらない場合は縦スクロールバーが表示され、上下にスクロールすることができるようになる。
一方、テキストボックスを作成するinput要素に指定した場合は、ボックスの表示桁数(横幅)を設定することができる。いわゆる半角文字の文字数を表しており、size="10"ならば10文字分の幅で表示される。入力可能な文字数の上限を指定したい場合はmaxlength属性を指定する。
以前の規格ではfont要素やbasefont要素でフォントサイズを指定したり、hr要素で罫線の太さを指定する属性としても用いられていた。input要素の横幅の指定はCSS(スタイルシート)のwidthプロパティでも指定することができ、size属性の使用は推奨されない。
(2023.11.21更新)