h1要素 【level 1 heading element】 h1タグ / h1 tag
HTMLではページ全体やページ内の章、節といった区分について見出しを記述するための要素が定義されており、文書の論理的な構造(章立て)に従って階層的に設定することができる。
h1要素はこのうち最上位階層を表す見出し要素で、最も上位の区分の冒頭に記述する。通常はサイト名あるいは文書全体のタイトルを表すためにページ上部などに一つだけ記述することが推奨されており、ページ内の領域の見出しとしてはh2など下位の見出し要素を使うことが望ましいとされる。
h2/h3/h4/h5/h6
HTMLではh1よりも下の階層の区分を表す見出し要素としてh2~h6の5つを用意しており、階層に応じて使い分ける。例えば、h1が文書の見出し、h2が各章の見出し、h3が章内の各節の見出し、h4が節内の各項の見出しといった具合である。
セクションの階層構造が2~6の数字の大小と一致していれば(h2の下にh4が来たりh3の下にh2が来たりしない)、具体的な使い分け方は自由で良い。デフォルトのスタイルではh1が最も文字サイズや行高が大きく設定されており、h6に向けて段階的に小さくなっている。
(2022.1.25更新)