class属性 【class attribute】

概要

class属性(class attribute)とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、複数の要素を一つのグループにまとめ、共通の識別子(クラス名)を与えるもの。

主にCSSスタイルを適用する要素のグループを指定するために用いられる。例えば、 <div class=“navbox”>…</div> のように定義すると、CSSセレクタで「.navbox」のように先頭を「.」(ピリオド)にした記法を用いて要素をまとめて指定することができる。

単一の要素に固有の識別子を与えるid属性とは異なり、ページ内の複数の要素に同じを設定することができ、一つの要素に複数のを同時に設定することもできる。複数のクラス名を与える場合は「class=“cls1 cls2 cls3”」のように空白文字(スペース)で区切ってクラス名を列挙する。

クラス名に使用できる文字は半角英数字ハイフン(-)、アンダーバー(_)で、アルファベットの大文字と小文字は区別される。クラス名の先頭は必ずアルファベットで始める必要がある。

JavaScriptでは document.getElementsByClassName(“クラス名”) でページ内の要素からそのクラス名を持つDOMオブジェクト配列を得ることができる。個々のオブジェクトは.classNameプロパティでclass属性の文字列を、.classListプロパティクラス名の配列を参照できる。

(2022.1.18更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる