class属性 【class attribute】
概要
class属性(class attribute)とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、複数の要素を一つのグループにまとめ、共通の識別子(クラス名)を与えるもの。主にCSSでスタイルを適用する要素のグループを指定するために用いられる。例えば、 <div class=“navbox”>…</div> のように定義すると、CSSのセレクタで「.navbox」のように先頭を「.」(ピリオド)にした記法を用いて要素をまとめて指定することができる。
単一の要素に固有の識別子を与えるid属性とは異なり、ページ内の複数の要素に同じ値を設定することができ、一つの要素に複数の値を同時に設定することもできる。複数のクラス名を与える場合は「class=“cls1 cls2 cls3”」のように空白文字(スペース)で区切ってクラス名を列挙する。
クラス名に使用できる文字は半角英数字、ハイフン(-)、アンダーバー(_)で、アルファベットの大文字と小文字は区別される。クラス名の先頭は必ずアルファベットで始める必要がある。
JavaScriptでは document.getElementsByClassName(“クラス名”) でページ内の要素からそのクラス名を持つDOMオブジェクトの配列を得ることができる。個々のオブジェクトは.classNameプロパティでclass属性の文字列を、.classListプロパティでクラス名の配列を参照できる。
(2022.1.18更新)