td要素【td element】 tdタグ / td tag / table data

概要

td要素（td element）とは、HTMLで定義されている要素(タグ)の一つで、表(テーブル)を構成する項目(セル)を定義するもの。tr要素の中に並べ、データを表示するための項目を作成する。“td” は “table data” の略。

HTMLではtable要素で表を作成することができ、tr要素で項目が横に並んだ行を定義する。td要素は行の中にセルを作成する要素の一つで、列の数だけ並べると先頭の要素が左端に、末尾の要素が右端に順に表示される。

行や列の表題を表示するセルを作りたい場合は、td要素ではなくth要素を置く。多くのブラウザは何指定がなければth要素の中の文字を太字で表示してくれる。th要素は表題であるため通常は各行あるいは各列の先頭となる位置に置き、他のセルはtd要素で定義する。

td要素にはcolspan属性で列幅を、rowspan属性で行数を指定することができる。例えば、colspan="2" とすると右隣のセルを併合した横長のセルを定義することができ、rowspan="2" とすると一段下のセルを併合した縦長のセルを定義することができる。この両方を指定して広いセルを作ることもできる。