読み方 : セレクテッドぞくせい
selected属性【selected attribute】

select要素はプルダウンメニューやリストボックスをページ上に表示するための要素で、その中に複数のoption要素を並べて選択肢を作る構造になっている。何も指定しなければ先頭に記述されたoptionが表示されるが、いずれかのoptionにselected属性を付与すると、リスト中のどの位置にあってもその項目が優先して選択済みの状態で表示される。
記述方法は <option value="Bianca" selected> のように属性名を書くだけでよい。selected="selected" と書いても動作は同じだが、selected属性は値を必要としない論理属性であるため現在のHTML仕様では属性名のみで十分である。一行表示のセレクトボックスでは選択された項目がそのまま表示され、複数行表示のリストボックスでは反転表示などで選択状態が示される。
この属性はフォームの利便性を高めるために利用される。入力ミスによる送信失敗後に元の選択内容を復元したり、設定画面で現在の値を反映させたりする際には、サーバ側の処理でselected属性を動的に付け外しする方法が一般的である。また、最もよく選ばれる値をあらかじめ選択状態にしておくことで、利用者が一から選び直す手間を省くこともできる。JavaScriptから操作する場合は、option要素のselectedプロパティをtrueまたはfalseに設定することで選択状態を動的に切り替えられる。