src属性 【source attribute】

概要

src属性(source attribute)とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、その場所に外部から読み込む資源(ファイルなど)の所在を記述するもの。通常はファイルのあるURLパスを記述する。

img要素script要素iframe要素などを用いてページ中のその位置に画像やスクリプト、他のWebページなど何らかの資源を呼び出したり埋め込んだりする際に、その資源の所在を表すために記述する。

資源が他のWebサーバにある場合は src=“https://www.example.jp/logo.png のようにURLを、同じサーバにある場合は src=“/img/top.svg のようにパスを指定する。ブラウザは指定された場所にあるファイルを読み込んでページの内容に反映させる。link要素ではhref属性が同じ働きをする。

また、資源のデータ本体をBase64エンコードで埋め込むこともできる。Base64バイナリデータを含む任意のデータを一定の書式テキストデータASCII文字列)に変換する手法である。例えば、<img src=“data:image/png;base64,iVBORw0KGgoA…”>のように記述すると、src属性の文字列画像データとして解釈させ直に表示させることができる。

(2022.1.20更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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