li要素 【list item element】 liタグ / li tag

概要

li要素(list item element)とは、HTMLで定義されている要素(タグ)の一つで、リスト(箇条書き)の項目を作成するためのもの。ul要素やol要素の中に記述する。

ul要素(順序無しリスト)やol要素(順序付きリスト)などの中で用いられ、項目を作成することができる。「<li>項目名」のように記述し、終了タグは不要である(空要素)。ulの場合は行頭に記号(中黒など)が、olの場合は番号などの順序記号が付加される。

ol内の場合、value属性でその項目の番号を指定(変更)することができる。続く項目はその番号から数えた番号となる。例えば、先頭のli要素を「value="3"」にすると行頭の番号が「3」となり、2番目のli要素は「4」、3番目は「5」…という順番になる。

また、type属性で行頭の順序記号の表示形式を指定できる。「1」は数字、「I」は大文字ローマ数字(I、II、III、IV…)、「i」は小文字ローマ数字(i、ii、iii、iv…)、「A」は大文字アルファベット(A、B、C、D…)、「a」は小文字アルファベット(a、b、c、d…)である。

ol要素自体に設定して内部のli要素に一括指定することもできるが、li要素に直接指定されている場合はそちらが優先される。type属性による見栄えの指定は現在は非推奨となっており、CSSのlist-style-typeプロパティなどで指定すべきとされる。

(2023.7.18更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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