maxlength属性 【maxlength attribute】
概要
maxlength属性(maxlength attribute)とは、HTMLの要素(タグ)の中で設定することができる属性(attribute)の一つで、入力フォームの文字入力要素に入力できる最長の文字数を指定できるもの。HTMLにはWebブラウザの操作画面で閲覧者が入力した内容をサーバに送信するフォーム(form)を構成するための要素が用意されている。そのうち、input要素やtextarea要素には閲覧者がキーボードなどから自由に文字列を入力することができるが、maxlength属性では最大で何文字までの入力を受け付けるかを指定することができる。
例えば、<input type="text" name="phone_number" maxlength="10"> のように指定すると、そのフィールドには10文字を超える長さの文字列を入力することができなくなる。これは要素の表示上の桁数(size属性)や広さ(rows/cols属性)とは無関係に設定される。
maxlength属性を記述しないデフォルト状態では最大長は設定されず、何文字でも入力可能となる。日本語文字などいわゆる全角文字が混在する場合、仕様上は一文字のバイト数によらずあくまで文字単位でカウントすることになっているが、古いブラウザ製品には全角文字は2文字分とするものもある。
似た機能の属性にminlength属性があり、maxlength属性とは逆に最短必要文字数を設定することができる。minlength="4"のように指定すると3文字以下の入力は受け付けないようにできる。minlengthも指定する場合、maxlength属性の値は必ずこれより大きくなければならない。
(2022.1.31更新)